#和歌山県

熊野三山を巡る「那智御瀧飛瀧神社」

那智の滝、見あげるような岩壁の上から白い筋となり流れ落ちる水。 はかり知れない自然の力を目の当たりにするとこの場所に神の存在を感じるのは当然だろう。 「那智御瀧飛瀧神社」には拝殿や本殿はありません、瀧そのものが御神体で神々しい空気の漂う空間…

熊野三山を巡る 『那智山 青岸渡寺』

廃仏希釈に翻弄され廃寺の道を辿る中、西国三十三所巡礼一番札所青岸渡寺は往時は7寺36坊を有したという。今もその姿を留めている。

熊野三山 「熊野那智大社」

熊野古道を大門坂から一時間程かけ上ってきました、。自らの足で辿り着いた境内に朱で彩られた天空の社殿が広がっています。そこは八咫烏が羽を休めるととされる熊野那智大社が鎮座します。

熊野古道大門坂から熊野那智大社

2021年2月21日~22日車中泊で巡る熊野詣、最終日は那智山参拝で今回の予定はコンプリート。「道の駅たいじ」の前を伸びる国道42号線、太地駅方向に向かい最終日が始まった。国道42号線「市屋」交差点を右折、ほどなく「市屋ランプ」で右折する、この交差点が…

太地町森浦『蛭子神社』

熊野三山を巡った際に車中泊で利用した「道の駅 たいじ」静かなロケーションと綺麗な設備は快適な車中泊を提供してくれました。昨日ここを通った時に山側に玉垣で囲われた、赤い屋根の神社を見かけていた、近ければ寄ってみようと思っていたが道の駅からこれ…

熊野詣 「道の駅 たいじ」

​​​道の駅 たいじ車中泊で熊野三山を巡った際に利用させて頂いた「道の駅 たいじ」今回はこちらを取り上げます。まずは所在地が和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦143番地。以前掲載した「補陀洛山寺」、そこの近くの「エーコープなち」で晩御飯と地酒を買い求…

神倉山を見上げる参道脇に佇む「出雲大社新宮教会と三柱稲荷神社」

神倉神社ゴトビキ岩から無事に戻り、帰りに参道脇の出雲大社新宮教会へ参拝させてもらいました。 写真は神倉神社新橋です、出雲大社(いづもおおやしろ)新宮教会はこの手前左側に鎮座しています。 神橋の袂にある下馬標石の右に白い花が咲き誇っていました。2…

補陀洛(ふだらく)山寺、熊野三所大神社

捨身行、それは自らの死を覚悟して旅立つ究極の修行のことで、9世紀から18世紀までの間にそうした補陀洛浄土を目指す修業が各地で行われたそうです。 ここ補陀洛山寺も多くの上人が大海に流されていった。

和歌山県新宮市神倉「神倉神社」降臨の地は過酷な石段の先に

​​和歌山県新宮市神倉「神倉神社」 熊野速玉大社から10分程に位置し、狭い道路脇に間口の狭い駐車場があります。駐車場自体それほど広くなく、大きなSUVや四駆には過酷な場所、生活道路でもあり路上で空きを待つのは避けたいところ。しかしそれさえ我慢すれ…

「熊野速玉大社」  和歌山県新宮市

熊野本宮大社を後に熊野川右岸を50分程河口に向かい、熊野速玉大社に向かいます。熊野本宮大社から国道168号➡国道311号線➡168号線➡国道42号線経由「速玉大社前」交差点で左折。 目の前に朱の大鳥居が見えてきたら右折、東門駐車場に向かいます、ここまでの移…

「熊野本宮大社」

蘇りり聖地熊野三山、その中核をなすといっても過言ではない熊野本宮大社。 自然の脅威を受け新たな場所に遷座した上四社、自然豊かな熊野にあって自然を抑え込むのではなく共存を選択したのも八咫烏の導きなのかもしれません。

熊野本宮大社「産田社」伊邪那美命を祀る小さな社殿は大斎原を見守る様に鎮座する

『大斎原』の日本一の大きさを誇る大鳥居。そこから田園地帯に真っすぐ伸びる参道を北に進む。 右(写真では左)に熊野川の二段堤防が延々と続く。訪れたのは2月21日でしたが、周囲は梅は咲き、河津桜も咲き誇る。今年まだ見ぬ土筆の姿を探しながら突き当りま…

熊野本宮大社 大斎原

名古屋から高速と国道を使い4時間程のドライブで総本宮「熊野本宮大社大斎原」に到着する。道路事情は30年前、釣りで訪れていた頃と比較すると飛躍的に良くなった。 大斎原入口駐車場に車を停めて、ここから大斎原(おおゆのはら)を参拝する。導きの神八咫烏…

熊野三山巡りに行ってきました

状況を見て見送っていた熊野三山巡り、車中泊で2/21~22の二日間で回ってきました。 天候と気温を見ながらこの日に予定、コロナの状況を見ながらの熊野詣。 昔は道路事情も悪く一晩かかりで出かけたものです。 高速も伸び、国道は整備され道路事情は格段に良…

和歌山県紀の川市粉河寺 『千手堂から粉河産土神社』

粉河寺の最後となる今回は本堂左の千手堂の右から粉河産土神社方向を見ていきます。 千手堂の右奥が赤い鳥居が「粉河産土神社」 鳥居に続く石段の左に行者堂の案内、まずはそちらに向かいます。 石段左の小路を進み行者堂へ。 先が見えない道はどれだけ歩く…

和歌山県紀の川市粉河寺 『中門から本堂』

粉河寺(4/5)の今回は中門から本堂の伽藍を見ていきます。 盥漱盤から先の石段、その先の中門。入母屋瓦葺きの三間二戸の楼門で軒の出と高さのバランスが良く威風堂々とした佇まいをしています。左右の間に四天王像を安置しています。 中門棟札には明和年間(1…

和歌山県紀の川市粉河 『大門から太子堂』

粉河寺(3/5)今回は大門から中門までの伽藍を見ていきます。 「大門」重要文化財指定。 入母屋瓦葺の二層の楼門で左右に金剛力士像が安置されています。 鬼瓦に1707年(宝永4)の刻銘が残る事から建立はその頃ではないかとされます。 上層の斗栱に雲肘木と尾捶…

和歌山県紀の川市粉河 『善光寺』『蛭子社』

前回掲載した『大神社』から大門に向け参道を進む。 朱色で彩られた二層の粉河寺「大門」が間近に迫り、両脇の金剛力士の姿もはっきり見えてきます。大門の左右に二つの寺社『善光寺』と『蛭子神社』が鎮座しています。 大門の左に鎮座する瓦葺寄棟造の『善…

和歌山県紀の川市粉河 『大神社』

和歌山県紀の川市粉河 『大神社』 粉河寺大門の「とんまか通り」と呼ばれる参道沿い、そこに聳える大きな楠木に包まれて大神社は鎮座します。すぐ東は秋葉山、以前は猿岡山と呼ばれ、天正15年(1587)藤堂高虎が築城した猿岡城址(粉河城)も近い。(現在は碑のみ…

『紀伊東照宮』

和歌山市和歌浦西2丁目「紀州東照宮」 和歌の浦湾を望む雑賀山の頂に鎮座し、徳川家康を神格化した東照大権現と紀州藩初代藩主徳川頼宣を神格化した南龍大神を祀る神社。この地方の紀三井寺、和歌浦天満宮、紀州東照宮の3ヵ所は急な石段で有名、三社合わせ…

西国三十三所第2番札所 『紀三井寺』

2020/06/26一泊二日で和歌山県の一之宮を訪れてきました。ここは和歌山市紀三井寺1201「紀三井寺」の鎮座地。 古くから信仰を集めてきた紀三井寺、石畳が続く参道は門前町の趣が漂います。 紀州徳川家代々の藩主から庶民まで、多くの人が祈願に訪れてきた紀…

「紀伊國一之宮 伊太祁曾神社」

和歌山県和歌山市伊太祈曽 『伊太祈曽神社』の社頭を目の前にしてローカル線の遮断機が下りるとはなんて不幸な、運転主は内心そう思っていた。 踏切の左に「わかやま電鉄貴志川線」の「伊太祈曽」駅があり神社の社名がそのまま駅名になっている。 姿を現した…

紀伊國一之宮 日前神宮・國懸神宮

紀伊國一之宮 日前神宮紀の川が作った和歌山平野、紀伊國一之宮は和歌山市の秋月に鎮座します。和歌山電鉄貴志川線「日前宮」駅から徒歩で2~3分あれば、県道138号線沿いに鎮座する紀伊國一之宮の社頭に辿り着けます。 県道の北側に社頭があり、道沿いに日前…