「苗木城址と永保寺」一足早い秋を探しに

紅葉の話題も耳にする様になりました

 紅葉目当てに訪れるにはまだ少し早いけれど
以前から訪れたかった「苗木城址」と「永保寺」を訪れてきました
 
朝8時00に守山スマートICから高速で中津川ICを目指す
 相変らず学びの無いドライバーが多い、ドライブレコダーは高速の1時間少々の状況を録画していきます

グーグル先生の到着予想時間より10分程遅れ、9:20分に苗木城第一駐車場に到着
ここが苗木城址に一番近い駐車場、早朝の苗木城址を訪れる方々の車が数台停まっていますが余裕で駐車出来ました
かみさんは駐車場からゆっくりと城址へ向かう
おっさんは一旦駐車場から下った先の鳥居から「高森神社」を目指します

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鳥居から続く細い参道は高森山の尾根に続いています
竹と杉が生い茂る山道を10分程登りが続きますが、静かな森に朝陽が差し込み清々しいものがあります
あまりの静けさに熊、猪の存在を思い出す、歩きながら柏手を打つ事に
これが森に良く響く事、効果があるかは?ですが、気休めにはなる

途中の分岐を右に進み頂きの先に覆屋と鳥居が見えて来ます
朝一番、いきなりの登りはきついものがある、息は乱れるものの無事に到着
「高森神社」
苗木城の守護神であった竜王権現を祀り、高森山の眼下を流れる木曽川から南方を守護
覆屋の下には3社が祀られていますが詳細は分かりません

かみさんと合流しなければ
途中の分岐を右に折れてここまで来ましたが、左に進むと駐車場方向に続くようです
とは言え、来た道を戻ります
途中の風穴を見がてら駐車場へ

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龍王院跡でかみさんと合流
写真スポットとされますが、この時期のこの時間帯は見事に逆光になります
大矢倉の石積は今も当時の面影を残しています

f:id:owari-nagoya55:20191102150738j:plain苗木城址天守展望台
高森山の頂、自然石の巨岩を利用し、幾種類の石積工法を駆使して造られた天守
現在は展望台となっていますが、柱の位置は当時の跡にそのまま作られています
自然石には今も石ノミの跡が残ります
展望台からの眺望は木曽川、恵那山、廃線となった北恵那鉄道の橋梁も一望できます
これに山々の紅葉が彩を添えれば絶景です

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 展望台を後に本丸口門に戻り、左側の細い道から本丸石垣の下を回り込むように天守南あたりにある八大龍王大神へ
天守を支える壁の様にそそり立つ自然石、それらの間に神社は祀られていました

苗木城
別名霞ヶ城と呼ばれ、岩村城を拠点に恵那を統治した遠山氏の木曽川右岸進出の拠点として元弘年間に築城された山城
現在は遺構のみですが場内の石積工法は多様
住所 / ​岐阜県中津川市苗木2897-2​(苗木遠山資料館)

※10月30日城山大橋付近でクマが目撃されています
 だからといって何ともしようがないけれど「クマ出没注意」

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 「満天星一休」
栗きんとんの付いた栗おこわが今日の昼食
岐阜県中津川市苗木岡田2531-1

時間は12時、ここから国道19号線で多治見方向に戻り虎渓山「永保寺」へ

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至って順調に流れる国道19号線、高速で戻ろうがたいして時間は変わらない
1時間で永保寺に到着、無料駐車場から永保寺に向かう途中には寒桜が咲いていました

紅葉と桜の時期で知られる永保寺ですが、さすがに紅葉には程遠く、訪れる方はまだ少ない
ひっそりとした境内に国宝の開山堂、観音堂が佇んでいます

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虎渓山 永保寺
住所 / ​岐阜県多治見市虎渓山町1-40

栗を引きずるかみさん
次の目的地は車で10分程の多治見市内にある梅園菓子舗のどら焼きを目指すようです

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梅園菓子舗
創業大正5年の老舗和菓子店、外観にも趣があります
住所 / 岐阜県多治見市新町1-2-6​​

かみさんの言うにはこちらの目玉は「栗バター入りどら焼き」らしい
どら焼きを買い求め、嬉しそうに車に戻ってきました
家に帰ってからのお楽しみと言う事です

時間は14時30分
それではこのまま下道で家に戻ろう、少し遅めのおやつタイムが楽しみです
2019/11/01