蕎麦の花 野もの料理 『丸富』

諏訪大社四社参り、当初計画の日帰りから車中泊の二日工程となつてしまいましたが
目的を果たし家路へ
行きに発覚した​ETC作動不良​もあり、急ぐこともない小旅行
諏訪からの帰りは伊那谷経由で下道で返る事にしました
昔は白馬にスキーに行く時など、雪で高速が止まったりすると通っていた道です
ウン十年ぶりに走ってみました
道も随分と良くなり、道すがらにはワイナリーやら、気になる寺社などが次々に現れます
かみさんは車窓の景色を楽しんでいるかと思えばスマホばかり眺めています
昼ご飯を探すのに夢中です、検索Wordは「蕎麦」
県道14号線を1:30程で駒ケ根IC付近に到着、この辺りからかみさんのナビが始まりました

f:id:owari-nagoya55:20191112142902j:plain駒ケ岳に向かう道路から農道らしき道を5分走り、店も見当たらない「左の空き地に入つて」とナビが指を差します
左側の黒いフェンスを良く見ると小さく「丸富」と書かれた看板
運転者には全く見えない

f:id:owari-nagoya55:20191112142915j:plain駐車場に入ると赤い屋根の山小屋風の建物が見えてきます
駐車場から一段下がった場所に店舗があるため、道路からは分かり難い
多府県から訪れた車で駐車場は一杯です、余程おいしいお店の様です

f:id:owari-nagoya55:20191112142931j:plainかみさんは先に降り、待ちの列へ
駐車場の空を待ち、駐車場から階段を下りて行くと、正面に山小屋風の建物の玄関へ
店内の待ちスペースで合流
このお店、県外から訪れる程の人気店だそうな

f:id:owari-nagoya55:20191112142942j:plain入口右の看板
営業時間は11時30~15:00(売り切れ次第終了)
火曜定休

f:id:owari-nagoya55:20191112142954j:plain古民家をそのまま改装したものらしく、店内は木を前面に現わし、ゴチャゴチャした飾りのない薪ストーブのある落ち着いた空間

f:id:owari-nagoya55:20191112143005j:plainさり気なく飾られた草花がアクセントになっています

f:id:owari-nagoya55:20191112143016j:plain待つこと30分程でテーブルも空き、メニューを眺めオーダー
新蕎麦が食べたかったけれど、既に売り切れ
粗挽き蕎麦1,000円をお願いしました
蕎麦以外にもその時々の野の物を出してくれるようです

何年前か定かではありませんが、以前は飯田市で開業していたようです
水に拘りがあるようで「駒ケ岳の伏流水」を求めてここに店を構えたようです

口コミの評価は二分するようで、県外からの支持層が多いようです、口コミは・・・・・

f:id:owari-nagoya55:20191112143028j:plain間もなく箸も用意されました、これも木を意識したものです

f:id:owari-nagoya55:20191112143042j:plain粗挽き蕎麦がやってきました
以下は個人の感想
見た目にそれほど粗挽き感は感じられません、香りも蕎麦を主張するものではありません
何もつけずに一口頂く、口に入れると漸く蕎麦の風味が感じられる
適度な濃さの蕎麦汁は出汁の旨みが印象に残るものではない
蕎麦は喉越しも良く、美味しく頂きました
率直に、普通においしい蕎麦です、十割蕎麦はまた印象が違うのかも知れません

ただ、緑に包まれた静かで落ち着いた雰囲気は好感が持てます
テーブルに季節の草花なんかあると、遠くから訪れた人の印象も変わるのではないでしょうか
おいしさには雰囲気や些細な飾り等、視覚から受ける印象も影響してくると思います
総合評価は5点満点で2.5くらいか
時間を掛けやってきて、長い時間待っただけの満足感があるかと云われると疑問符か付きます

評価は個人の嗜好が入ります、上手くマッチした方には絶品である事に間違いはないでしょう
多府県ナンバーが多いのはそうした事なのかな
どこかに地元客ばかりが集うお店もあったりして

里 蕎麦の花 野もの料理 丸富
住所 /   長野県駒ヶ根市赤穂中割23-180
営業時間   /   11:30~15:00まで、18:00~(予約)
定休日 / 毎週火曜日
電話 /   0265-83-3809
アクセス /    ​中央道駒ヶ根ICから 5分程