校庭の南側の道路に面し一ノ鳥居と「岩倉町招魂社」の社標が建っています。
後方の建物は校舎で、更に右手に校庭が広がっています。
一ノ鳥居をくぐり、境内へ。
参道は左に折れ、正面にニノ鳥居、その先に社殿。
建立の詳細は不明ですが、鳥居には昭和11年と刻まれており、この前後が建立時期と思われます。
招魂社は明治維新前後、または以降に国家のため、戦争や公務で殉職された方々を奉祀した神社。
先の大戦等により、多くの市民も犠牲となり亡くなられているそうです。
今の繁栄と平和な日々は、こうした尊い犠牲の上に成り立っているといっても過言ではない。
北区の忠魂社は杜と草に覆われひっそり佇む社だった、その空気に言葉に表せないものを感じたけれど。
岩倉招魂社は明るい境内から、子供たちの声を聞きながら、変わりゆくこの地を見守っている。
新溝神社初詣の参拝客も招魂社まで参拝される方は少ないようです。
それ程遠くはないので、こちらにも感謝の意を込め参拝に足を向けてはいかがでしょうか。
ニノ鳥居から東の眺め、校庭が広がりそこで走り回る子供たちを見守る様に鎮座する「招魂社」です。
岩倉 招魂社
住所 / 岩倉市本町南新溝廻間36-3
公共交通機関アクセス / 名鉄犬山線「岩倉」下車北に徒歩15分