岩倉 招魂社

岩倉市本町南新溝廻間、新溝神社の杜から西側に歩いても1~2分の距離に神社が祀られています。

f:id:owari-nagoya55:20200113230044j:plain名鉄犬山線の線路沿いの岩倉北小学校校庭南角の一画に鎮座するのは「招魂社」。

校庭の南側の道路に面し一ノ鳥居と「岩倉町招魂社」の社標が建っています。
後方の建物は校舎で、更に右手に校庭が広がっています。

f:id:owari-nagoya55:20200113230122j:plain一ノ鳥居をくぐり、境内へ。

参道は左に折れ、正面にニノ鳥居、その先に社殿。
建立の詳細は不明ですが、鳥居には昭和11年と刻まれており、この前後が建立時期と思われます。

f:id:owari-nagoya55:20200113230149j:plain招魂社は明治維新前後、または以降に国家のため、戦争や公務で殉職された方々を奉祀した神社。

全国各地に広く祀られる指定外護国神社は、忠魂社や英霊社等と様々で、東京、神奈川を除く各県に一社、指定護国神社が建立されています。
愛知県の護國神社名古屋市西區南外堀町に鎮座しています。

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祖国のため、公務の為に尊い命を捧げられた方々、岩倉市戦没者は、480余柱に及んでいます。
先の大戦等により、多くの市民も犠牲となり亡くなられているそうです。
今の繁栄と平和な日々は、こうした尊い犠牲の上に成り立っているといっても過言ではない。

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北区の​忠魂社​は杜と草に覆われひっそり佇む社だった、その空気に言葉に表せないものを感じたけれど。
岩倉招魂社は明るい境内から、子供たちの声を聞きながら、変わりゆくこの地を見守っている。

f:id:owari-nagoya55:20200113230428j:plain新溝神社初詣の参拝客も招魂社まで参拝される方は少ないようです。

それ程遠くはないので、こちらにも感謝の意を込め参拝に足を向けてはいかがでしょうか。

f:id:owari-nagoya55:20200113230509j:plainニノ鳥居から東の眺め、校庭が広がりそこで走り回る子供たちを見守る様に鎮座する「招魂社」です。

f:id:owari-nagoya55:20200113230542j:plain名鉄犬山線の線路から見る招魂社、車窓からも大きな木々の間に見える社は良く見えるはずです。

岩倉 招魂社
住所 /  岩倉市本町南新溝廻間36-3