『天神社』知多郡南知多町山海

知多郡南知多町山海天神西
南知多道南知多ICから内海を経由し、堤防が続く海岸線の国道247号線を15分程走る。

f:id:owari-nagoya55:20200127130525j:plain 小高い丘の麓、国道左に白く輝く神明鳥居が視界に入り立ち寄ってみました。

f:id:owari-nagoya55:20200127130548j:plain 『天神社』
堤防を背にして神社全景を一枚。
広い境内は鳥居の先は石灯篭と社殿、右に手水舎ととてもすっきりした印象。
狛犬は見当たりません。

f:id:owari-nagoya55:20200127130613j:plainスリムな印象の手水舎。

f:id:owari-nagoya55:20200127130640j:plain 拝殿正面全景。
安定感のある一対の灯篭と切妻瓦葺の平入拝殿は温かみを感じる木張り。
天神社ということなので、梅紋や撫で牛を探してみたけれど見かけなかった。
大きなガラス引き戸がある拝所から参拝。

f:id:owari-nagoya55:20200127130704j:plain 拝殿から本殿。
創建が新しいのか、建て替えたばかりなのか分からないけれど、伽藍全体はとても新しく感じます。
少し調べてみるも2015年に法人格を取得したところまでです。
社号標が一番古びていましたが、年号を見忘れました、鳥居には1934年(昭和9)とありました。

神社が鎮座する山海天神西は古くは内海を中心に、江戸や大坂に結ぶ海上交通の要所として栄えていたそうです。
1889年以前は久村、大泊、岩谷寺の三つの村があったようで、その後に山海村、内海町南知多町と遍歴を重ねてきたようです。
現在、天神西と東の地名がありますが、この神社を境に分かれているのかもしれません。
創建は明治から大正末期ではないかと思われます。

天神社
創建 / 不明
祭神 / 菅原道真
御神徳 / 学問・受験の神、雷神、立身出世・農業の神

f:id:owari-nagoya55:20200127130726j:plain拝殿と本殿を繋ぐ渡廊で見つけた狛犬
ここにいたか。
後ろ姿しか見えていないけれど、随分と色白で肉付きの良い、頭でっかちかな?
ここなら潮交じりの海風は避けられ、居心地はいいだろう。
2000年(平成12)生まれ、ミレニアム狛犬という事です。

f:id:owari-nagoya55:20200127130751j:plain 拝殿から鳥居方向の眺め。
鳥居の先の堤防、その先は伊勢湾が広がっています、お伊勢さん方向になるのかな。
潮騒と潮の香漂う海岸に鎮座する神社は山海の学問の神『天神社』でした。

『天神社』
住所 / 知多郡南知多町山海天神西2
車アクセス / 南知多道南知多ICから​内海経由で国道247号線を南へ15分程​