「麺屋幸光坂」  ラーメン

地下鉄鶴舞線3番出口から北へ徒歩1から2分程のビルの1階にある、麺屋幸光坂に行ってきました。

f:id:owari-nagoya55:20200222201909j:plain店舗前から3番出口方向の眺め

f:id:owari-nagoya55:20200222201934j:plain麺屋幸光坂はコンビニとJR中央線の間にあるビルの一階に店舗を構えます。
外観は小さな暖簾と左にメニューが置かれ、至ってシンプル、ちょっとした寿司屋か割烹の様な佇まい。

f:id:owari-nagoya55:20200222201956j:plain店内は所謂ラーメン屋の雰囲気とは違い、和モダンを意識した女性受けする内装。
おやじが大好きな壁は油こての狭いラーメン屋とはかけ離れた、今どきのラーメン屋。
名駅の新幹線ガード下にある麺屋獅子丸で食べた伊勢エビラーメン、そのお店と同系列の半蔵グループのラーメン店。

f:id:owari-nagoya55:20200222202017j:plain旅行からの帰り道晩御飯代わりのラーメンです。

f:id:owari-nagoya55:20200222202034j:plainまずは、ビールと摘み代わりにぜいたく盛りを注文。
贅沢盛りは豚の角煮・煮卵・ローストビーフ・野菜の添え物・カキフライとビールのお供に最適。

お疲れ様の乾杯の後からラーメンをオーダー。
おやじは「アゴと貝出汁の醤油そば」税別880円、かみさんは20食限定の「三河赤鶏と魚介の濃厚つけ麺」税別1,100円。

f:id:owari-nagoya55:20200222202054j:plainおやじは魚介系出汁は大好物、かみさんはアゴだしは好んでは食べない。

待つことしばし、アゴと貝出汁の醤油そばが到着。
三種(鴨肉、鶏むね肉、豚肩ロース)チャーシューと幸と焼かれた四角い物体は湯葉、彩りに三つ葉が添えられ京風の外観。
麺は北海道産の小麦で打たれた、やや細めの拘り麺、純粋ろ過フィルターから作られた純水を用いた水を使用しているそうな。
細麺ながらアゴのスープとよく絡み、ほんのりと鼻に海の風味が抜けてくる。
三種のチャーシューも個性があり、なかなかおいしい。
スープは飲むなと良くかみさんに云われるが、醤油ベースの魚介スープは見た目ほど辛くはなく、美味しく飲める。

f:id:owari-nagoya55:20200222202115j:plainかみさんが頼んだ三河赤鶏と魚介の濃厚つけ麺
ぐつぐつと煮えたぎる濃厚なつけ麺ダレはチーズフォンデュに通じるもの、麺は小麦の粒子が見えまるで蕎麦。味はかみさん曰く好まないはずの魚介系でありながら、それを感じさせない濃厚な鳥の風味で「美味しい」との評価。

店内は昨年できたばかりで明るく、客席の間隔も結構広く確保され綺麗な店内、カウンター席はちょっとした寿司屋の雰囲気があり、外観同様ラーメン屋の印象はない。
がさつなおやじが気軽にラーメンするには、お店もラーメンも綺麗すぎるくらいに女性向けのおいしいお店。

お店の狙いなのかも知れないけれど、初めて訪れる際に外から中の様子がみえないのは、若干敷居の高さみたいなものが残るけれど、店内も接客にしても「心して食べよ」というお店ではない事を書き加えておこう。

総合評価は5点満点で3.5点。美味しいお店だ。

麺屋 幸光坂
住所 / 名古屋市中区千代田5-22-18
営業時間 / 11:00~14:30、17:30~22:00
定休日 / 火曜日