低温調理器 がやってきた

低温調理、随分前から注目されていた調理法です かみさんはTVの影響を受けずっと興味を持ち続けてはいたけれど、昨日家に帰ると見慣れぬ円筒形の物が置かれていた。「なんじゃこれ?」 正体を訪ねると「低温調理機いま届いた♡」と満面の笑みを浮かべ説明してくれた。 「ただ真空パックする包装機が届いていないので使えないけど」 「まずはどんなものか様子を見て安い機種を手あたり次第調べて決めた」そうな。 調べている時が一番楽しいもので、随分見ていたのは知っていたが我が家にもついに来たか。 低温調理? おやじ的発想で云えば、水風呂から浸かり、指定湯温まで 湯温を高めゆっくりと温める風呂・・・・・的な 風呂は生まれたままの姿で浸かるけれど、それだとおやじエキスはお湯に溶け込んでしまう。 なのでエキスが溶け込まない様におやじは真空パックされるらしい。 何かこの調理は独身の頃にジップロックでやってたぞ「何が違うの?」と尋ねると「一定の温度で長時間維持できるのがポイントなのよ」だそうです。 大好きな焦げ目は?、「後で付けるものよ」 これ以上聞くと目が三角になりそうなので「楽しみが増えたじゃん」でここは丸く収める。 作り手が温度計と時計を睨めっこして作る事を思えば「楽ちん」は当然でしょう。 過程を知らない食べる側からみれば「美味しい」で終わってしまいます。 作り手が楽ちんで安い食材にひと手間加えることで味わいが増す。 イージースモーカーもそうですが普段とは違うものに豹変するものです。 「巣ごもり」が続く日常、気分転換になるのであれば低温調理機、ありなのかもしれない。

f:id:owari-nagoya55:20200314131622j:plain

そんな彼女が選んだのがこれ。 低温調理器 Felio Sousvide cooking F9575 19,800円(税込)・・・・・おやじの月の小遣いですね

と思いきやwebで9,800円だったらしく購入に踏み切ったらしい。

 この額なら「様子見」は理解できるところ。 本体は高さが約370mm、先端の操作部分の幅が約80mm、鍋に挟み込むクリップ?を含めた先端の奥行は約160mmくらい、持った感じは1.5literのpet飲料程度の重さかな。 

製造国はあの大国。

f:id:owari-nagoya55:20200314131649j:plain

まだ使う機会はないけれど、使い方は水を張った鍋に器具を固定し、指定温度・時間を設定しスイッチONでいいようです。あとは水が循環されほったらかしでいいようです。 因みに1000kwの出力で温度設定は0.5℃で調整可能。

f:id:owari-nagoya55:20200314131715j:plain

 設定パネルは5つのボタンとシンプル、取説は見なくてもいけそうです。

f:id:owari-nagoya55:20200314131739j:plain

 付属のレシピ、初心者はやはりここから入っていくだけに、もう少し内容を充実させてほしい。 女性はこんなレシピがなくても使いこなせるのだろう、おやじの視点から見るとレシピ が全て。

f:id:owari-nagoya55:20200314131803j:plain

 低温調理で何が作れるのか? おやじの感覚では肉肉星人には重宝するもの?くらいしか思い浮かばないけれど、きっと幅広い用途があるのでしょう。そこは我が家のシェフがこれから披露してくれる事でしょう。

何を作ってくれるやら、楽しみでもあります。

 

 

 2020/03/21
低温調理で自家製チャーシューを作ってみた

f:id:owari-nagoya55:20200322202119j:plain散歩から帰ってくると見慣れぬマシンがテーブルの上に置かれていた。
先日買った低温調理器には必需品の真空パックマシンが届いたらしい。
・・・・・真空保存可能なマシンを買ったと思えば用途は広いか?

f:id:owari-nagoya55:20200322202253j:plain見た目はラミネーターの様なこのマシン。
結構優れもの(どこも同じだとおもいますが)で、専用パックに素材を入れ、マシン上部のカバーを開けて黒いパッキンの上部までセットします。
カバーを閉じ電源ON、パッキンの丸の内側右に突起があり、ここから内部のエアーを抜きつつ密閉されていきます。

f:id:owari-nagoya55:20200322202320j:plain上はローストビーフ用の素材をパックした写真です。
布団圧縮でもしているかのように気持ちよくエアーが抜けていく。
この日はチャーシューを作るということで、スーパーの特価で買った豚肉を前日から砂糖、醤油、みりん、しょうが、にんにくに漬け込んでいた物を真空パック
内部の空気は外に排出されるのでキッチンにはいい香りが漂います。

f:id:owari-nagoya55:20200322202342j:plain次に本体の設定。
初めての調理なので温度設定は63℃、調理時間は8時間にセット。

f:id:owari-nagoya55:20200322202406j:plainずん胴にお湯を満たし、調理器をずん胴にセットして調理開始。
調理とはいってもここからは機械にお任せで、後はほったらかしでOK。
鍋の中では対流が始まり設定温度まで昇温、温度を維持してくれます。
今回は焼き目は後から付ける事にしたのですが、最初に付けたりするようです。

f:id:owari-nagoya55:20200322202435j:plain運転終了後に焼き目をつけて夕食に出てきた自家製チャーシュー。
安い肉は意外にも柔らかく仕上がっていて、中はとてもジューシィー。
晩御飯のおかずにするにはもったいない、晩酌のお供に最適です。

イージースモーカーで作るハム・ベーコンに加え、低温調理で作るローストビーフやチャーシュー。
どちらもお手軽にできて手間がいらないだけにこれはいける。
そのうち「食べるだけではなくたまには自分でやって」と云われそうだ。