讃岐うどん「がもう」

四国の一之宮巡りに訪れて車中泊した道の駅「うたづ臨海公園」
そこから朝ごはんの讃岐うどんを食べに坂出市加茂町の「讃岐うどん がもう」へ。

道の駅からは県道19号でとても車線も多く快適な国道11号(坂出丸亀バイパス)を経由し坂出市府中方向に向かい、「坂出加茂町」信号を左折し1~2分程走った左の畑の先に大きな駐車場があります。
本場の讃岐を食べるのは初めて、SNSで美味しいと評判だったのでここを選びました。

f:id:owari-nagoya55:20200405164402j:plain到着したのが7:30、開店1時間前に既に店の前で腰掛けて開店を待つ客の姿。
広大な駐車場にポツンと車が集まってきました。我が家は3番手。
周囲は畑がひろがる長閑な郊外、そこの小さな店舗に地元のナンバーはもちろん、他府県ナンバーの客が訪れる、それほどのお店のようです。

f:id:owari-nagoya55:20200405164425j:plain香川では朝からうどんは普通の様で、喫茶店のように早朝から営業しています。
それも街中ならともかく、こうた郊外店が営業し、お気に入りのお店で開店を待つ光景が見られます。

f:id:owari-nagoya55:20200405164446j:plain開店まで1時間もあるので長閑な田園地帯にある寺社を探して歩く。
戻ってくれば広い駐車場は車で溢れ、店前には行列ができはじめています、我が家もその列に加わります。
やがて換気扇が回り出し、湯気が立ち始めると間もなく開店の合図。
開店してからの人の流れは意外にはやい。
列に並び麺のサイズ(小・大・特大)と温か、冷かをオーダーし、麺が入れられた丼を受け取り、トッピングを選んで会計。
列から離れた場所に置かれた出汁と薬味を自分で入れる。よくあるあのシステムです。

f:id:owari-nagoya55:20200405164510j:plain狭い店内ですがテーブル席もありますが、こんなご時世、そのまま外のベンチで頂くことにしました。
温かい日差しが降り注ぐ屋外、アウトドアで食べる本場の讃岐うどんもいいものだ。
自分のオーダーは温、大でちくわ天をトッピング、自分のスタイルです。
面白いのはてんぷらの価格設定。
種類が色々ありながら全て100円。ものによっては破格なものもある。

f:id:owari-nagoya55:20200405164534j:plainかみさんは温・小・かき揚げと彼女の定番に大きな揚げをトッピング。
丼が隠れてしまう程の巨大な揚げ。

念願の本場讃岐のうどんの感想は、普段口にする〇亀製麺と比較すると、イメージした程に腰は強くなかった事、名古屋人から見ると出汁は上品でやや薄味ながらほっとする味わい。
薄い、濃いは地域の嗜好にもよりますがこの地の個性なのでしょう。

上品な出汁に対し、甘辛く味付けされた巨大な揚げも美味しい。
ただ、単品で食べたいかなぁ。
丼に揚げが加わると上品でおいしい出汁の風味が薄れてしまう気がする、ある意味味変。
味噌煮込みに侵されている者には、繊細な出汁と麺を味わう本場の讃岐うどんはやさしい味わいのものです。

常連さんから見ると作法が違うのだろう、一番で並んでいた方は小に何も入れずにささっと食べて「ごちそうさま」、なので行列の流れは速いのでそれほどロスタイムはないと思います。

麺を楽しみ、出汁は麺にかけるものなのかもしれない、讃岐うどん巡りありかもしれない。
その時には最初に訪れてみようと思う。

讃岐うどん「がもう」
営業時間
平日 / 8:30~麺がなくなり次第終了
定休日 / 日・月曜日
電話 / 0877-48-0409
住所 / ​香川県坂出市加茂町420-1