「天王社」守山区町北

名古屋市守山区町北 『天王社』
名鉄瀬戸線守山自衛隊前」で降車し、瀬戸街道に出ます。
そこから左の矢田川方向に戻ります。

f:id:owari-nagoya55:20200512134546j:plain 瀬戸街道を北町辺りまで来ると、昭和の商店街の名残を感じさせる一画とその左に鳥居が視界に入る。
北町「天王社」が今回の目的地です。
写真は「自衛隊前」方向の瀬戸街道の眺め。

f:id:owari-nagoya55:20200512134609j:plain 瀬戸街道沿いに鎮座する天王社。
車窓からはお馴染みの神社ですが、車で訪れるには不便な場所にあり、この一帯を訪れる時は歩きに限ります。

f:id:owari-nagoya55:20200512134646j:plain 天王社全景。
間口は狭く、奥に長い境内で左にあるクリニックの区画の角地に鎮座する。
狭い境内は社まで良く見渡せます。
道路に向かい南に垂れる傾斜地に建ち、そこに2段の境内が作られ、社は高く盛られた上に祀られています。
一段上がった境内に灯篭と鳥居(昭和2年建之)が建ち、手水鉢は見当たりません。

f:id:owari-nagoya55:20200512134714j:plain 二段目の境内、高く積まれた台座の上に社、それを守護する赤い狛犬
社の右に樹齢を重ねたイチョウが聳えています。

f:id:owari-nagoya55:20200512134735j:plainバランスの良い容姿で赤茶けた色合いは、その辺の色白に比べると頼もしくも見える。
年号が確認できなかったのでなんですが、鳥居の年号から察すると彼らは空襲を経験しているはず。
この妙に赤茶けた色合いは何かを語っているように思えてならない。
この天王社で一番惹かれるのがこの狛犬である。

f:id:owari-nagoya55:20200512134759j:plain 狛犬から先は鎖が掛けられ寄る事ができません。そこから見た社全景。
実はこの日、おじいちゃんが剪定の真っ最中。
いろいろ教えを乞うのも申し訳なく感じ、挨拶を交わしただけで終わりました。

f:id:owari-nagoya55:20200512134822j:plain 境内から瀬戸街道の眺め。
綺麗に剪定、清掃され気持ちがいい境内、おじいちゃんの成果の賜物です。
鳥居以外にこの写真の左に脇参道があり、側道から参拝に訪れる事ができます。

f:id:owari-nagoya55:20200512134847j:plain 側道から社後方の眺め。
板宮造の社だけなのかな、社以外は見通せませんでした。

f:id:owari-nagoya55:20200512134908j:plain 側道から見た神社全景。
道は瀬戸街道に向け緩やかに下り、その先の「瀬戸電」を超えると矢田川は近い。
境内のイチョウは頭が押さえられ、枝は払われているけれど、幹は見事なものです。


守山区町北「天王社」
創建 / 年代不明
祭神 / 不明
境内社 / 不明
住所 / 名古屋市守山区町北3
公共交通機関アクセス / 名鉄瀬戸線守山自衛隊前」下車、​瀬戸街道を西に5~6分程​
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