新守西の「天王社」

前回掲載した新守山の天王社から北方向へ、幸心1丁目交差点を更に直進し右に入った所に鎮座する天王社
ここまで10分、15分程だろうか。
この手前に地蔵さんが祀られた小さな祠(宮地小祠(みやちしょうし)を過去に訪れた事がありますが、そこから少し東に入った場所が鎮座地です。

f:id:owari-nagoya55:20210508130351j:plain瓦葺の四方吹き抜けの拝殿と朱塗りの覆屋、それらを取り囲む様に杜が作られています。

f:id:owari-nagoya55:20210508130408j:plainこの辺りは古い区割りのまま住宅が立ち並んでいて、天王社周辺の道幅は狭く、車で訪れても駐車スペースはありません。
新守西の「天王社」はそうした細い路地の三叉路の角に鎮座しています。

f:id:owari-nagoya55:20210508130421j:plain天王社正面全景
守山で見かける天王社としては拝殿もあり規模は大きい部類。

f:id:owari-nagoya55:20210508130434j:plain拝殿から眺める本殿
コンクリート土台の上に妻入りの覆殿があり、その中に小さな平入の本殿が祀られ、新守山の天王社同様小まめに手入れが施されているようです。

f:id:owari-nagoya55:20210508130448j:plainこの辺りの地図を過去に遡ってみたが創建時期に繋がらなかった。
上の地図は昭和7年頃の当地(左)、天王社のある場所は航空写真で見ると鎮守の杜の様にみられ、幸心集落の東外れに氏神さまとして祀られてきたように見えますが詳細は分かりません。

当時の集落周辺は一面田畑が広がり、島の様に集落が点在する地域、それから短い期間で田畑から戸建住宅や集合住宅に変り、地域以外から新たに移り住む方が多いかもしれません。
その中で現在もこうして大切に守られている姿を見ると、これから先もこの天王社は残っていきそうです。

f:id:owari-nagoya55:20210508130508j:plain参拝を終え東の通りに出て次に向かいます。

新守西 「天王社」
創建 / 不明
祭神 / 不明
所在地 / 名古屋市守山区新守西1101
​​新守山天王社から当地まで徒歩ルート​​​
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