稲置街道を行く 「本町通り」

稲置街道 「旧堀部邸と不明社」からの続きになります。
おやじの燃料計は警告灯が点滅している、いよいよおやじ待望の本町通。

f:id:owari-nagoya55:20210608010126j:plainここまで歩いて来た稲置街道は本町通り中ほどから一本東を平行し北上、新合瀬川を渡り木曽川方向へ続いていきますが、ここは街道は置いといて燃料補給のため直進。
それまでの通りとはうって変わって人通りが多くなります。

f:id:owari-nagoya55:20210608010143j:plain本町通り
1㌖に満たない通りですが、地域の活性化を目的として情緒ある犬山城下を再現したもの。
沿道には食欲をそそる店や土産店、古くから続く酒蔵など軒を連ね、人が集中するところでもある。
時期が卒業シーズンだったこともあり、若い衆が多い。
普通なら卒業旅行に海外や遠方へ・・・・・と行きたいところだろうがこんな世の中ではそうもいかん。
記録に残る時代に節目を迎えたことを前向きに捉えるしかない。

f:id:owari-nagoya55:20210608010200j:plain老い呆け来ず地蔵(元気地蔵)
縁起には
「おぼこ地蔵といけず地蔵、ふたつあわせて「老い呆け来ず」
二体の像は人の内面の善と不善を表し、頭にはちまきを結び「元気長生き、縁結び、安産、この成長」を祈願しています」
とあり、左がおぼこ地蔵で右がいけず地蔵で、詩画書作家の城たいが氏の作で京都市役所前ゼスト広場に設置されているという地蔵の原像だそうな。
所在地 / 犬山市西古券62

f:id:owari-nagoya55:20210608010219j:plainどんでん館
犬山祭りで使用される車山の実物や衣装が展示され、名称の「どんでん」とは犬山祭の車山が城下町の辻で180度方向転換する様から「どんでん」と事から名付けられているらしい。
犬山祭(毎年4月、第一土日開催)では13輌の車山(やま)が曳かれ、ユネスコ無形文化遺産に登録されていて、どんでん館にはそのうちの4輌が展示されているという。(入館は有料)
所在地 / 犬山市山東古券62

f:id:owari-nagoya55:20210608010240j:plain犬山牛太郎
飛騨牛にぎりのお店、どこに行っても「牛の握り」と聞くと引き付けられる。
列に並んで手にするだけに尚更おいしく感じるか。
所在地 / 犬山市山東古券70

f:id:owari-nagoya55:20210608010301j:plain森のマルシェ
多様な店舗が入っていて何を食べるか迷うスポット。
間口は狭く、うなぎの寝床の様で奥にテーブル席のある広場がある。
ここの二階はウッドデッキのオープンテラスになっていて、十分な間隔を保ってテーブル席があり、解放感満載の中で美味しいお酒が味わえる。
所在地 / 犬山市犬山西古券21-2

f:id:owari-nagoya55:20210608010321j:plainさあ、ここまで歩いてきたご褒美だ、燃料補給といこう。

f:id:owari-nagoya55:20210608010339j:plain壽俵屋 犬山庵 
醤油おこげ串にかみさんが捕まる、串にやきおりぎりと守口漬けがサンド、チビ太のおでんのように見える。上の焼おにぎりは必ずハート形ではないらしい、ハート型は当たりらしい。
おこげと守口漬が相性がいいのを初めて知った、おいしい。
所在地 / 犬山市犬山西古券15

f:id:owari-nagoya55:20210608010357j:plain犬山ローレライ麦酒 
食べ歩きしながら再びこちらで燃料補給。
左はローレライ麦酒「スタウト」、右が地元の酒小弓鶴の上撰。
みりんのような不思議な味わいだった、もれなく黒豆付きなのがうれしい。
犬山市大字羽黒字成海郷70番地にある小弓鶴酒造の犬山ローレライ麦酒館ではビアホールもあり、予めRVパークを予約しておけば帰りの心配は不要、腰を据えてじっくり味わえる。
丸の内店所在地 / 犬山市犬山北古券7-5 
犬山ローレライ麦酒館 /  犬山市大字羽黒字成海郷70番地

f:id:owari-nagoya55:20210608010417j:plain「本町通り」の街並みも間もなく終わり、正面に犬山城も近づいてきました。

2021/03/09
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