「覚皇山 法岑寺」

臨済宗東福寺派「法岑寺」
前回掲載した「光春稲荷社・光春稲荷古墳」からの続きとなります。
その際に過去の地図からこの場に寺院や鳥居の印が現れるのは昭和43年になってからのことでした。
しばらく春日井の文化財尾張史など調べて見ましたがよく分からなかった。
なので伽藍の紹介となります。

f:id:owari-nagoya55:20210806105204j:plain「法岑寺」、山号は「覚皇山」
山門右の寺標は昭和52年寄進されたもののようです。
南側から見る境内は左に鐘楼、山門、光春稲荷社(光春古墳)

f:id:owari-nagoya55:20210806105221j:plain立派な四脚の山門、その先に本堂。

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山門左側の境内
鐘楼、組まれた石も新しいようだ。

境内左、鐘楼脇の覆屋に石仏が安置されている。

f:id:owari-nagoya55:20210806105258j:plain鐘楼全景

f:id:owari-nagoya55:20210806105316j:plain本堂、庫裡、右の白い建物は弘法堂だろうか。

f:id:owari-nagoya55:20210806105337j:plain本堂全景、入母屋瓦葺のどっしりとした綺麗な外観、山号額も新しいようだ。
臨済宗東福寺派の寺で開基、本尊は不明。

f:id:owari-nagoya55:20210806105357j:plain境内東側の全景。
右から弘法堂?、光春稲荷社(光春古墳)、山門。
光春稲荷社の鳥居右に観音堂がある。

f:id:owari-nagoya55:20210806105414j:plain観音堂、内部は四国巡礼の観音石仏などが安置されています。
堂内左に仲睦まじく寄り添う姿の道祖神に目が止まる。

広々とした境内は玉砂利が敷き詰められ、良く手入れされ訪れていても気持ちがいい。
光春稲荷社(光春古墳)の杜や境内では、今が盛りとばかりに蝉の鳴き声が溢れている。

f:id:owari-nagoya55:20210806105436j:plain山門左の掲示板の言葉そのままだ。
近頃、羽が透明なセミばかり目にする。
茶色のこれは子供の頃「あぶらぜみ」と呼んでいた。
もう一種類、地味で小さな「にいにいぜみ」が身近な存在だったがほとんど見かけなくなった気がする。


近年の異常な暑さは生態系も変えつつあるようだ。
この暑さ、負けてなるものか
 
覚皇山 法岑寺
宗派 / 臨済宗東福寺派
開基・本尊 / 不明
所在地 / ​春日井市松新町3-113
公共交通機関アクセス / JR中央線「勝川」下車東へ徒歩10分程
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