「佐屋護国神社・佐屋神社」
愛西市中央図書館の区画西側に鎮座する、この近隣には愛西市役所、文化会館などの施設が集約され、愛西市の中心といっても過言ではない。
車の場合は愛西市中央図書館の駐車場に駐車させてもらうのが良いかもしれない。
図書館の西には公園やトイレもある。
写真は駐車場から西の眺め、広々とした公園には遊具もあり子供達の絶好の遊び場かも知れない。
佐屋護国神社・佐屋神社へは公園南から境内に繋がっていて、そのまま突き抜けると神社西側の正参道に続いています。
ここから改めて境内へ。
南側から境内の眺め。
左に「佐屋護国神社」、右に「佐屋神社」の社標。
その先に狛犬が守護し神明鳥居、本殿が望める。
境内は一面玉砂利が敷き詰められ、陽光が降り注ぐ明るい境内です。
指定護国神社と、村社に相当する指定外護国神社に分けられる
護国神社はそれまで、招魂社として地域の英霊を祀っていたものを、1939年(昭和14)に施行された「招魂社ヲ護國神社ト改称スルノ件」(昭和14年内務省令)によって、招魂社から護国神社に改称して成立した神社。
指定護国神社と、村社に相当する指定外護国神社に分けられるそうで、原則各県に指定護国神社は一社で
愛知縣護國神社(名古屋市中区三の丸)がそれにあたります。
広義では国の為に、狭義では間違いなく故郷であり家族の為だったと思う。
ここはそうして亡くなられた多くの郷土の英霊が鎮まる場所。
鳥居前の狛犬。
台座には1938年(昭和13)とある。
境内全景、真っすぐに伸びる参道の先に本殿。
本殿手前の左右には複数の石標が建つ。
参道左の手水鉢。
本殿全景。
手前に狛犬が守護し、一段高く積まれたその上に流造の本殿が建つ。
本殿手前の狛犬。
五本の鰹木と外削ぎの千木が付く。
参拝。
本殿西からの眺め、流造の拝殿と後方右の尖がり屋根は愛西市中央図書館。
こちらの神社の由緒は分からなかった。
境内の鳥居や社標、狛犬などの奉納時期は1938年(昭和13)。
この年代以外の年号は見つけられなかった。
以前から招魂社として鎮座していたものが、省令により新たに創建されたものなのか分からなかった。
少し前の地図を見て見る。
不思議な事に右のほぼ現在の地図には鳥居が無いが、左の地図には1944年以降鳥居の印が現れる。
それ以前は周囲が田園地帯で鳥居の姿すら記されていない。
佐屋神社として地図上から創建に繋がるものは確認できなかった。
明るい境内に鎮まる英霊たち、故郷の移り変わりに驚き、これからも見守り続けてくれる事だろう。
2021/07/21
佐屋護国神社・佐屋神社
創建 / 不明
祭神 / 不明
佐屋護国神社
創建 / 不明
祭神 / 郷土出身英霊
所在地 / 愛知県愛西市須依町東田面4
北一色町八幡社から徒歩ルート / 北東へ徒歩10分程
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