知多四国巡りと矢勝川の彼岸花

2021/09/24
秋らしい快晴に恵まれた
久し振りにかみさんが知多四国巡りを再開するというので出かけてきた。
今回はJR亀崎駅から、周辺の54、18番札所、番外2カ所を巡り、そのルート上の神社を何社か参拝し矢勝川の彼岸花を見て、帰りに一杯飲んで帰るそんな行程。
コロナ禍でこちら方向はずっと先延ばししてきた。
漸くかみさん的に解禁としたようで、今回は矢勝川堤の彼岸花もどんな感じか興味もありお供した。

f:id:owari-nagoya55:20210925125906j:plainJR金山駅から東海道本線「大府」、そこから武豊線に乗り換え「亀崎」までほぼ​50分程で到着​。
JR亀崎駅と駅前の亀崎案内板
久し振りの10㌔越え、訛った足腰には負担がかかる、のんびりに徹し歩きだす。

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半田市亀崎月見町3
西山浄土宗 亀宝山 東光寺
知多新四国八十八箇所霊場番外
弘法坂と呼ばれる短い坂の上にある寺

半田市亀崎4
秋葉神社
本殿は市指定文化財、鳥居の先から続く長い石段が印象的。

f:id:owari-nagoya55:20211215101439j:plain半田市亀崎町2
神前神社
神武天皇が大和入国の際ここから上陸したとされ、天神洲と称し小さな祠を建て産土神として崇敬した事から始まる。背後の亀崎県社公園には亀崎城址伊勢神宮遥拝所などがある。

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半田市乙川若宮町二十五番地
曹洞宗 清涼山 海蔵寺
神前神社から約40分程西に鎮座する。

海蔵寺の創建は1489年(長享3)と云われ、開山は月洲用敦大和尚、開基は華草栄香大和尚とされます。
本尊は釈迦如来
1909年(明治42)に高野山奥の院として番外に加えられました。

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半田市乙川若宮町38
若宮神社
海蔵寺参拝者駐車場の西側の道路を左に1~2分程歩いた住宅地の一画に鎮座。
祭神は仁徳天皇(大雀命)を祀り、創建等の詳細は不明。
3月の春の祭礼では浅井山宮本車、殿海道山源氏車、南山八幡車、西山神楽車の4輛が、若宮神社と南に鎮座する乙川八幡社を二日間にわたり巡行されるそうです。

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半田市乙川北側町2
鹿取神社
知多四国八十八番外奥之院の海蔵寺から南西の若宮神社を経て、社頭から右に進んだ左側に鎮座する。
今回訪れた中で一番魅かれた神社かもしれない。
小社ですが歴史は古く、明徳時代(1390年頃)毘沙門として創建、明治8年頃に現社名に改称された。

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半田市乙川殿町97
乙川八幡社(入水上神社)
香取神社から南に約10分程に鎮座。
本殿はじめ、祭礼絵図や絵馬などの文化財や様々な歴史的資料が残ります。1522年(大永)に再建された棟札が残る。
主祭神応神天皇,神功皇后,厳島姫命,多岐理姫命,多岐都姫命
速玉之男命,予母津事解之男命,菊理姫神,天照大神を合祀。
3月の春の祭礼では浅井山宮本車、殿海道山源氏車、南山八幡車、西山神楽車の4輛が八幡社から若宮神社まで御神体を載せた神輿が移動する際の守護しながら巡行されるそうです。

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半田市乙川高良町120
開運山光照寺
知多四国八十八箇所霊場十八番札所 
清水次郎長地蔵尊があり鐘楼門が印象に残る寺でした。

半田市榎下町8
半田赤レンガ建物
1890 年代末に建設され、カブトビール製造工場として使用されていた建物、内部は展示施設、ビアホールがあり、建物の一部には機銃掃射の跡も残る。
残念ながらご褒美のビールは飲めないので今回は通り過ぎる。

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半田市出口町1
麺やさくら「特製しおそば1.5玉」
以下は個人的な感想
カウンター席のみで静かな店内、上品な塩味、チャーシューも美味しいが、麺が・・・・・。
味変の香味油も今一つだった。
スマホは触るな等注意書きがやたらと目に付く、そうした事も含め、並んで待って、1,500円の価格でラーメンを食べるのが妥当なのか疑問に残る。

県道264号線を北上し矢勝川堤を目指す。

f:id:owari-nagoya55:20210925130135j:plain半田市岩滑西町5
矢勝川堤
既に満開を過ぎ、蕾も残ってはいません、ほぼ枯れかけていました。
一週間は遅かったようです。

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それでも赤い絨毯を見に訪れる方は多く、一様に「遅かったね」の言葉が聞こえる。
ごんぎつねの舞台となった矢勝川、彼岸花だけを楽しみにして訪れるとガッカリかもしれない。
2021/09/24撮影

f:id:owari-nagoya55:20210925130227j:plain半田市岩滑西町1
新美南吉記念館
半地下構造の展示施設、芝生の緑と童話の森から吹き込んでくる風がとても心地よかった。
久し振りの長距離、アップダウンも少なくそれほど足にこないだろうと思っていた。
かみさんは言葉には出さなかったが、ここまでの足取りはかなり来ていた。
ここで靴を脱いで30分程休憩。
周囲を見渡すと県道265号線から有料駐車場に入る車の多い事、人は動いている。

さて帰路に付こう、目の前の県道265号線を20分程東に向かい、名鉄河和線の「半田口」へ。

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名鉄河和線「半田口」
これに乗れば終わったようなもの。
どこかで冷たいビールで喉を潤したい。

名古屋市中区栄1丁目
大甚本店
創業100年以上を誇る名古屋を代表する老舗大衆居酒屋。
自分でお気に入りのつまみを持ってきて食べるスタイルのお店。
接客はほぼ大陸からこられた方ですが日本語がおやじよりうまいかもしれない。
庶民的でリラックス出来る落ち着ける空間だ。
本日初めての燃料補給。冷えたビールは最高だ「お疲れさん」

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コロナ禍が体に与える影響の大きい事に改めて実感させられた、疲れた。
久し振りの外飲みもあってか、帰宅し写真を整理しながら寝てしまった。
今朝は腰が重い、この疲れが足に出るのは何日後か?