ワサビふりかけ好きには涙が出てくる

二日ほど前の事
かみさんが「わさびふりかけ自主回収」の話題を持ち出した。
それは某大国から原材料となるワサビの茎を輸入していた輸入元が、日本未承認の添加物を含んでいる事を検出した事から、その原材料を使用して作られたメーカーのわさびふりかけが一斉に自主回収に至っているという。

ワサビふりかけは我が家では欠かせないアイテム、かみさんが在庫確認し当該品の在庫があり、某メーカーに回収方法をメールで問い合わせたところ、メーカーの電話対応者から「この情報はどちらでお知りになりましたか?」と問いかけられたそうな。

某メーカーサイトにはそうした案内はなく、「消費者庁のリコールリストから・・・・」と話を始めた所で初めてリコールの内容、有毒性の有無、回収の段取りについての話に入っていったそうで、やまと運輸が回収、後日QUOカードで代金返却が流れのようだ。

メーカーによってはサイトでそうした案内をしっかり出しているところもあり、温度差が現れている。
また、販売店も同様で当該品を買ったスーパーに行ったところ、昨日時点でも販売されていたそうだ。
かみさんが「これ自主回収入っていますよ・・・」と教えたらしいが、スーパーの窓口はその事を知らないようで、「担当者を呼んできますのでしばらくお待ちください・・・・」という対応だったから、そのままスーパーを後にしたらしい。
その後店頭から当該品が姿を消したかどうかは知らない、けれど某大国産塩蔵茎わさびを使用して作られた製品は21社にもおよび、こうした大国の原材料を使った製品はしばらく目にすることはないかもしれない。

日本の食品衛生法で認可されていないというヨウ素化塩、メーカー対応やスーパー対応含め、知らぬが仏的なレベルのもので大騒ぎするような話ではない。

団塊の世代の自分たちはもっと〃すごい物を摂取してこんなに大きく育ってきた。
今更驚くことはない。
某大国の安価な原材料を使用して製品化された安価なワサビふりかけ、それがしばらく消える事の方が正直困る。

ご自宅の在庫品が自主回収対象なのかは消費者庁リコール情報サイトで一杯でてくるので、対象ならばメーカーに問い合わせれば簡単です。
一律どのメーカーも同じQUOカード対応のようですが、自主回収のインフォメーションは先に書いたように温度差を感じるものです。
消費者庁リコール情報サイト
自主回収
輸入元発表

・・・・・どんだけ某国に依存して日常が成り立っている事やら。
体への有害性より某大国への相変わらずの不信感の方がインパクトが大きい・・・・我が国もおんなじですが。メーカーも気の毒だけど一番気の毒なのは輸入元だろう。
そもそも、このことを知るきっかけは全く別のところにあったのだが、ワサビふりかけ好きとしては涙が出てくる。