常滑の町を見下ろすように鎮座する『庚申堂』

相持院から西に10~15分程歩く。
周囲は常滑焼の窯元と住居が混在する昔懐かしい町並みが続きます。
この丘陵を下れば常滑駅も近い。
陶郷町1の三叉路に小さな祠が祀られていました。

f:id:owari-nagoya55:20220124092909j:plain細い道沿いには常滑焼の焼酎瓶だろうか、綺麗に並べ石垣として流用するあたりはいかにも焼物の街だ。
周囲には煉瓦煙突が立ち、昭和レトロの懐かしい趣が漂う。

f:id:owari-nagoya55:20220124092930j:plain陶郷町1の祠。
相持院からは右方向から下ってきました。
三叉路の角地に石を組んで社地が作られ、木造鳥居の先に常夜灯と堂がある。

f:id:owari-nagoya55:20220124092951j:plainここは映画20世紀少年のロケ地だった事を語る案内があるものの、お堂に関して解説板らしきものは見当たらない。

気になったので鳥居をくぐり境内へ。

f:id:owari-nagoya55:20220124093011j:plain堂の中には一体の青面金剛らしき石仏が安置されていました。
レンズを近づけ一枚撮ってみたが、像の姿はあるものの、年代までは分からなかった。
恐らく石仏は青面金剛像でそれを安置した庚申堂だと思います。

何も詳細は分からないけれど、昭和を感じさせる道筋に祀られた堂の佇まいは、映画の1シーンとして撮影したのが分かるような気がする。

2021/11/20

庚申堂
建立 / 不明
所在地 / 常滑市陶郷町1
相持院から徒歩ルート / ​北西に10分程
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