下道走って滋賀県へ

2022/03/07
所用で滋賀県高浜まで出かける機会があり、6時半に名古屋から西へ。
急ぐ道行きでもない、下道を走り鈴鹿山系を越えてのんびりと向かう。
通勤ラッシュ前には木曽三川だけは越えておきたかった。
渋滞もなく一時間程で鈴鹿山系の麓、県道8号線沿いの海津市南濃町付近にやってきた。
朝食をこの近くの喫茶店で予定していたが開店までに時間もあり「城山支所前」交差点で見かけた神社を訪れた。
前日の冷え込みで新たに雪が舞ったようで西の山々は白く薄化粧をしていた。

f:id:owari-nagoya55:20220310111605j:plain東天神社、若苗神社、山神神社
県道脇の参拝者駐車場から社地の眺め。
左の鳥居が東天神社、右の鳥居が若苗神社、駐車場後方の小さな森に山神神社とこの辺りに三社が集中し鎮座しています。

東天神社
朝陽で照らされた鳥居奥のまだ薄暗い境内に唐破風付きの拝殿と幣殿、流造の本殿が主な伽藍。
歴史を感じさせる社殿や神社を包み込む杜を含め厳粛な雰囲気を持つ神社。
若苗神社
東天神社と社地を共にし、こんもりと小高く盛られた頂に小さな社が建つ。

両社の社地全体が東天神古墳群の上に鎮座し、一帯は4世紀後半から7世紀前半の古墳が複数あったが、現存するものは1~5号墳までのようです。
東天神社本殿は1号墳(円墳)、若苗神社本殿は2号墳(円墳)の上に鎮座する。
駐車場後方の山神神社も3~5号墳の上に鎮座する。

山神神社
駐車場後方に二つの鳥居を構え、二本の杉の巨樹に挟まれ小さな社が祀られている。

所在地 / 岐阜県海津市南濃町駒野奥条入会地98

f:id:owari-nagoya55:20220310111630j:plain朝食はLe lupin bleu(ル・ルパン・ブルー)

スキレットで焼かれたふわふわのパン(ちぎりパン)と小さなサラダ+coffeeが付き430円
ちぎった熱々パンにメープルシロップ(小倉orマーマレードもあり)を漬けて食べるが、焼きたては本当にうまい、ボリュームある大きさながらペロリと無くなる。
所在地 / 岐阜県養老郡養老町飯ノ木313-1
TEL / 0584-84-3113

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泉神社 滋賀県米原市大清水1174
養老町飯ノ木から40分程北上した大清水集落に鎮座する神社。素盞嗚尊、大己貴命を祀る。
天智天皇の時代に突如として霊泉が湧きでた「天泉所」と名付けられ、伊吹の大神を水の神として祀ったのが起源とされる。
滋賀県の名水(十王村の水、堂来清水、針江の生水、居醒の清水、山比古湧水)6選の一つで、名水百選に選定されている。
急峻な斜面から湧き出る水は住民にとって灌漑、生活用水として必要不可欠。
水源は大切に維持管理され立ち入り禁止、社頭の採水所で協力金300円を支払い採水する。
また大清水集落は道幅も狭く、生活道路と外部から訪れる方の経路を分けています、車は看板に従って専用駐車場に停めて下さい。
2022/03/07時点の参拝者駐車場は一面雪。
街の陽気につられて訪れ、わ~い雪だと入り込むと二度と出れなくなります。
日陰には残雪もあり、その上に前日の新雪が積もっていました。
久し振りに四駆に入れて走る、フキノトウもまだ〃山はしっかり冬です。
 

泉神社
所在地 / 滋賀県米原市大清水1174

f:id:owari-nagoya55:20220310111803j:plain長浜で久しぶりに息子と再会。
食事時となり「いつ行っても完売で食べた事がない」ローストビーフ丼を食べに、地元の精肉店が併設する焼肉屋「焼肉のまルぜん」に。
息子が行く時間が悪いのか、当日は運が良かったのか、お目当ての丼はオーダー可、肉まみれの丼は若いのに任せ定食にした。

焼肉屋なので当然こうなる、かみさんは「乙女ローストビーフランチ」(写真上)、自分は「鉄板焼き肉膳」(写真中)、昼からボリューム満点、晩御飯はいらないな。
ライスは無料で大盛にもなる、豚・鳥・牛肉の三種とスープ付きで1,000円、乙女ローストビーフランチもスープ、デザート付きで1,000円、ローストビーフ丼も1,000円。
この価格で三種味わえれば安い、店内の客層は「乙女」が多く、食事が終わると精肉店で肉を買って帰る姿もある。
ロケーションは長浜市街から少し離れ、田園の中に住宅の建つ長閑で静かな環境、東に雪を纏った伊吹山を望む。
今年は特に雪が多かったようで、今も除雪された雪山がそこかしこに残る。
焼肉のまルぜん

所在地 / 滋賀県長浜市新栄町70-1

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帰り道、山菜を求め幾つかの道の駅に立ち寄るも何れも販売されていなかった。
雪の影響で例年より遅れているのかもしれない。
山道の道端などに目をやってもフキノトウすら目にしなかった、ここも春はまだ早いようだ。

道の駅 伊吹の里
所在地 / 滋賀県米原市伊吹1732-1
都会では梅の開花だ、土筆見付けたと云っていても、山里に春が訪れのはもう少し待つしかないようだ。
それでも泉神社の杜でウグイスの声を耳にした、まだ〃鳴き方は下手ですが少しづつ春は近づいている。

今回の走行ルートは​こちら