新田町観音堂と名桑町菩薩堂

縁あって豊山町の八所神社と津島社を訪れました。
この辺りは寺社も多く、町角には観音堂地蔵堂が祀られ古い石仏など新たな発見が多い。
今回はこの時見かけた新田町 観音堂と名桑町 菩薩堂を掲載する事にします。

 

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上は以前掲載した豊山町豊場中之町の津島社の社頭から長寿寺方向の眺め。

この通りを長寿寺の赤い塀沿いに奥に進みます。

f:id:owari-nagoya55:20220318090307j:plain長寿寺東側の交差点を左に曲がります。
上段写真左の小さな瓦葺の堂が建っています、ここが新田観音堂
長寿寺敷地の通りに面した一画が新田観音堂として区画を与えられています。
堂前には生花も供えられ、身近な存在として町内の方々でお世話されている。
堂内には二体の石像が安置されていました。
左に金剛輪と斧を持ち、口をへの字に、目を吊り上げた険しい表情の馬頭さん。
不毛な殺生をやめられない世の中に対し怒りを隠せないようでもある。
右の観音像は私利私欲を捨て去り全てを受け入れる寛容で穏やかな表情をしている。

新田観音堂
所在地 / 西春日井郡豊山町豊場新田町​138
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名桑町 菩薩堂

f:id:owari-nagoya55:20220214205553j:plain豊山町豊場木戸​『八社神社』の社頭。
名桑町菩薩堂は鳥居に続く南側の通り沿いに建っています。

f:id:owari-nagoya55:20220318090519j:plain上段写真左
鳥居から南に伸びる通り、写真中央の三叉路の角に小さな堂が見えます。
右はそこから振り返り八社神社方向の通りを見ています。
下段写真左
三叉路の角地が与えられ堂が建てられています。
瓦葺の平入の堂で新田観音堂より一回り大きなもの。
堂の右に「名桑町菩薩堂」の札が掲げられています、一帯の堂にはこうした札が掲げられています。
堂内に4体の石仏が安置されています。
右に地蔵さん、険しい表情の馬頭さん、風化が進み表情の読み取れない石仏、左に頭を少し傾げたように見える石仏が安置されている、如意輪観音だろうか。

欲の皮を纏った狐の蛮行を止め、裁きを下す秘策を練っているのか、はたまた赤い前掛けの裏で初期化ボタンを押そうとしているのか誰も見通せない。
表情は「お前ら何やってる?」とでも言いたげだ。

名桑町 菩薩堂
所在地 / 西春日井郡豊山町豊場大門​46 
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新田観音堂~​名桑町菩薩堂徒歩ルート / エアポートウォーク名古屋から​20分程