2022「小左衛門 春のお披露目会」

昨日の雨とはうって変わって30日の今日は好天に恵まれた。
かねてからの予定通り、久し振りに瑞浪の中島醸造を訪れ「小左衛門 春のお披露目会」に行ってきました。

特徴のある中島醸造の建物はそのままですが、橋を渡った右側に趣のある旧両替所があったが土岐川に架かる橋の架け替えに伴い取り壊され以前の光景とは少し変わってしまった。

趣のある門と庭の樹齢60年の欅は今も変わらず。
この枝振りの良い欅、今回伺った話では挿し木からここまで成長したという、その根は大きく張って庭の舗装を盛り上げる勢いがある。

今年はこれまでの開催方法から午前・午後の二回に分け、事前のチケット販売による人数制限を設けた開催。以前はこの門の前は長蛇の列、チケット購入にも長蛇の列ができたものだ。
今のご時世この運営方法がいいかもしれない、何より場所取りの心配がいらない。
唯一残念なのが屋台がない事か。

いつもは大きな欅の下で飲んできたが今回は貯蔵タンクの並ぶ施設内で飲むことにした。
椅子はなく、立ち飲み屋風だ。
腰を据えて以前の様に賑やかに味わう時代でもなく、皆さん静かに語らいながら味わっていた。

受付で事前予約した割小弁当と炊き込みご飯を受け取り、試飲用の20mlのカップに注がれた6種の酒を持ち春の宴の開催。

酸味のある濁りもあったが非売品(持ち帰り販売はしない)。
なので気に入れば20ml100円で追加するか、ボトルを買って飲み切るしかない。

全6種類。
右上の純米大吟醸は別格だったが価格も別格。これも一杯100円ならばこれがお得感がある。
他は純米、大吟醸、火入れ、生の違いはあるものの価格帯も似たようなもので後は個人の好み。

其々飲み比べて好みの銘柄を決め持ち帰り用に買い求める。
因みに大吟醸 地元産 朝日の夢が口当たりも香りもフルーティーでこちらを買い求める。
my御猪口も持参した、かみさんにはサービスはあるが、愛想のないおやじは人気もなくきっちり20ml。

受付でなぜだか栓を渡される、これ振る舞い酒の引換栓になる。

十分に美味しいお酒を堪能し、お気に入りの酒を買って中島醸造を後にする。
このやり方、人で溢れる事もなくいいと思う。
願わくば屋台、人数制限もしているので酒蔵見学があるとより楽しめる、それとて訪れる者の振舞い次第の話だろう。

折角ここまで来ただけに、ついでに土岐川右岸の下街道を少し歩き酔いを覚まして駅に向かう。
中島醸造
所在地 / ​岐阜県瑞浪市土岐町7181-1
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