西枇杷島町日の出:日之出神社

今回は砂入神社から北西に700㍍・徒歩10分ほどの西枇杷島町日の出に鎮座する日之出神社に立ち寄ってみました。
鎮座地は県道190号線と県道126号線が交わる清須市西枇杷島町交差点の南に位置し、JR枇杷島駅東口からだと県道190号線を10分ほど南下した場所になります。

上は大正9年とほぼ現在の地図に日之出神社の鎮座地を赤字で示しています。

西枇杷島町明治22年(1889)下小田井村、小場塚新田村の合併により誕生した町で、日之出神社は西に東海道本線、東は県道190号線に挟まれた住宅街の一角に鎮座します。
ウォーキングの起点となったJR枇杷島駅明治19年、官設鉄道(現在のJR)熱田駅から延伸した際の終着駅の清洲駅として誕生した駅で、後にここから北に清洲駅が作られた事から現在の枇杷島駅となった。

明治中頃、当時西枇杷島町下小田井のこの辺りは一面田んぼで、近隣に集落すら見られません。
大正9年当時、枇杷島駅西側の開発は進んでいたが、東側は田んぼばかりで大きな集落も見られず、昭和20年(1945)頃の航空写真を見ても、現在の県道190号線沿いに集落は見られるものの、集落から少し北外れの鎮座地周辺は田んぼが広がっています。
そこから急速に宅地化が進み、昭和36年(1961)頃には、現在のように住宅が連なる光景となります。

北側から見る日之出神社社地全景。
社地には日の出公民館が併設されており、日の出住民のコミュニティーの場となっています。
社頭はこの先の交差点を左折した西側になります。

社頭全景。
右に日之出神社社標が立てられており、鳥居の姿はありません。

参道を左に進んだ先に神明鳥居と本殿が祀られています。
写真の鳥居は昭和30年に寄進されたもの。
陽当たりのいい境内にはベンチも有り、歩き疲れた足を休めるには有難かった。

併設の日の出公民館。

本殿域全景。
一対の狛犬と提灯櫓、本殿とシンプルなものです。
この神社の創建時期等について色々調べて見ましたが、詳細は不明でした。
地域自体が明治以降に発展しているので、日之出神社として創建されたのは比較的新しいと思われます。

昭和49年の狛犬
境内の鳥居や狛犬などの寄進物は昭和中期のもので、その頃に創建されたものかもしれない。
webで見た祭礼時の提灯櫓には「秋葉神社浅間神社金比羅神社津島神社熱田神宮」の提灯が掛けられていました。
この本殿に五社祀られているようです。
それらの五社が創建とともに祀られたものか、宅地化に伴いここに纏められたものか分かりません。

本殿は流造で内削ぎ千木と4本の鰹木が載る。
駅の建設以降、一面農地だった当地が住宅地や町工場へ発展する過程を知る神社なんだろう。

日之出神社
祭神 / 不明
創建 / 不明 
合祀社 / 秋葉神社浅間神社金比羅神社津島神社熱田神宮
氏子域 / 日の出
例祭 / 不明
所在地 / 清須市西枇杷島町日の出23
砂入神社から日之出神社 / ​​​​砂入神社から北西に700㍍・徒歩10分ほど​​
参拝日 / 2025/01/18
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