静岡県​袋井市 : 王子神社

2月4日、袋井市豊沢の法多山尊永寺を訪ねた際、門前に鎮座する王子神社があり立ち寄ってみました。

鎮座地は明治10年頃は山名郡豊沢村で、群名・村名・社名から遠江国風土記袋井市史で由緒を調べましたが辿り着けず、静岡県神社に登録はありましたが期待した内容のものではなかった。

あれから1か月、現地の社記以上の情報に辿り着けなかったことを最初に書いておきます。

豊沢地内の県道251号線沿いから少し奥に入った有料駐車場の脇に社頭を構えています。
鳥居の先の参道には桜の樹が続いており、見頃を迎えると参道は桜のトンネルになるのだろう。

石造神明鳥居の額は「王子神社」とあります。

桜並木を抜けると石段が現れ、正面に社殿が見えてくる。

王子神社社殿全景。
社地北側に南向きに鎮座し境内両脇に手水鉢が置かれています。

左の手水鉢、寄進年不明。

右の手水鉢も寄進年は未確認。

右側から見る社殿全景。
切妻瓦葺の拝殿に脇殿が付いており、拝殿からは渡廊で鞘殿とつながるもので、建物の状態は良好ですので、近年補修の手が入っているのかもしれません。

軒下の社記。
「神社名 王子神社
祭神 伊弉邪岐命、須佐之男
由緒 創立年月は不詳なれども、延享2年(1745)、文政5年(1822)の棟札あり
例祭日 10月14・15日」
と記されている。

江戸時代中期から歴史を紡ぎながら、情報を見つけられないのは、自分の探しどころが悪いのでしょう。他の資料を見ればすんなり由緒が分かるかもしれません。

鞘殿全景。
祭神は伊弉邪岐命、須佐之男命とあるが、創建時代の祭神から変わっているような気がする。

桜の時期に尊永寺を訪れた折には、住民が3世紀近く受け継いできた王子神社に立ち寄ってみると、この時期とは違う趣を見せてくれるのではないだろうか。

三寒四温を繰り返し春の足音は聞こえてくるも、近頃の温度差は極端すぎて体が付いてきません。
それは梅や桜や菜花も同じこと、春のスイッチが入らないようです。
我家の小さな箱庭の野菜や樹々の様子を見ていると、以前とは違って来ているのを実感します。

これを書いている数日後にはウィメンズマラソンが開催されます、今年もボランティア参加しますが、我家が参加して雨が降った事はありません。
レース当日は穏やかで暖かい日になりますよ、いいタイムも出ているかもしれない。

王子神社
祭神 / 伊弉邪岐命、須佐之男
創建 / 不明、延享2年(1745)の棟札あり
例祭 / 10月14・15日