圓観寺から田園地帯を走る名鉄河和線の西沿いを、約3km、時間にして約40分ほど歩く。 ここまで歩いてきた線路沿いの道は、正面でいかにも心細い道となるため、そこで右折し、すぐに左に進んで正面の森に向けて歩いて行くと、第5回「歩いて巡拝・知多四国」のゴール、番外札所の達磨山・葦航寺も近い。

坂を下り切ると正面には田んぼが広がり、三叉路となる。
そこを左に進めば、葦航寺まではあと2〜3分ほどで辿り着く。
森を境に、それまでの武豊町から美浜町布土地内へと入ります。

写真は、ニノ鳥居(1943)から社頭を望んだもの。 正面には田植えを終えた田圃が広がり、左手には名鉄河和線の土手が南へと続いている。

本殿の左には御嶽社が、右には七社の境内社が祀られていました。
布土神明神社について、美浜町誌(1983)の神明神社の紹介は以下内容でした。
境内のどこかに、かつての「神明宮」と刻まれた古い社号標が残されていたのかもしれない。

拝殿は、入母屋造・瓦葺の平入形式で建てられており、拝殿前には一対の狛犬が鎮座している。

この狛犬は全体に黒ずんでおり、風化の痕跡からも時代を感じさせるものですが、たしか昭和初期の寄進であったと記憶しています。

扁額は「神明神社」。

拝殿右側の境内社。

鳥居正面に位置する鞘殿は秋葉社で、右手には山之神社が祀られています。
江戸時代のこのあたりでは、各村ごとに「山の神」を祀る社が点在しており、農作業や山の安全を祈る身近な信仰の対象として崇敬を集めていたようです。
しかし、これらの社を支える講員も時代と共に減少し、やがて地域の氏神に合祀されたり、あるいは廃社となった社も多く、数は次第に少なくなっています。


布土神明神社本殿は鰹木4本、内削ぎの千木が載せられた神明造。
この本殿の左側の境内に御嶽社がありましたが撮り忘れていました。

拝殿前から三ノ鳥居(1954)と社頭の眺め。
さて、ゴールの葦航寺を目指すか。
愛知県 知多四国巡礼 第5回(後開催):布土神明神社
創建 / 不明 (慶安元年 1648西暦の棟札)
祭神 / 豊受姫命
境内社 / 秋葉社、山之神社、金刀比羅社、津島社、伊勢社、多賀社、御鍬社、御嶽社
氏子域 / 美浜町:布土
例祭 / 4月第1日曜日
所在地 / 知多郡美浜町布土平井39
圓観寺から神明神社 / 圓観寺から名鉄河和線沿いに2.9Km南下・約40分ほど
参拝日 / 2025/05/23
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