愛知県 知多四国巡礼 第7回:46番札所 井際山 如意輪寺

前回掲載したマルイ商店内海店から250mほど北に向かえば、第七回歩いて巡拝 知多四国の最後の札所、46番札所 井際山 如意輪寺に到着です。

新四国第46番札所井際山 如意輪寺山門。

束をはさむような両側の笈形と虹梁の下の蟇股の透かし彫り。

境内から山門と手水舎の眺め。

参道左側の修業大師像、大師像の右から本四国八十八ケ所霊場のお砂を踏みながら礼拝することができます。

如意輪寺本堂・弘法堂全景。
本堂前の石段の両脇にはマニ車が置かれているので、こちらを回す事で御真言を唱えたことと見なされる。
弘法堂は写真左の棟で、納経所は本堂右になります。

南知多町誌 本文編(1991)では如意輪寺について以下のように纏めていました。
『井際山 如意輪寺 (内海字中之郷)
真言宗豊山派に属し、本尊は如意輪観世音菩薩である。
開基・開山の名は不詳であるが、中興開山に梅山和尚(天正二年没)の名が記されている。
当寺は、持宝院とともに観福寺の一山九院の一院として建てられたものである。
創建当初は隆盛を極めたが、後に衰微荒廃した惨状に心を痛めた帰依者が現在地に堂宇を再建して「如意輪寺」の寺号を本寺 万徳寺(稲沢市)より付された。
本尊以外の尊像は薬師如来・十一面観音・地蔵菩薩である。
現有堂宇は本堂・庫裡、祖師堂、庚申堂、地蔵堂護摩堂、山門である。
当寺は明治初年まで、中之郷入見神社の別当を兼ねていた。
知多四国第四十二番の札所である。』 

尾張志の短い記述内容と符合するもので、記述にある「四十二番の札所」はタイプミスと思われます。
創建時期は泉蔵院同様に神亀年間(724~729)井際山 観福寺の塔頭として行基(668~749)により創建されたと伝わる。
また、知多半島では3体の円空仏がお祀りされており、そのうちの1体が当山の薬師如来像で、貞享から元禄初期(1684~1689)に作られたものとされ、旧暦の10月8日から12日までの5日間御開帳されるという。今年は11月9日がその日になるようです。

本堂内の様子。

弘法堂内の様子。
堂の左には貝殻の奉納絵馬が多数掛けられていました。

如意輪寺を象徴する存在の蘇鉄。

おもかる地蔵尊と本堂。

境内右の水子地蔵尊
これで第7回の全ての札所は回り終えました、足慣らしの今回に対し、次回は11kmの行程となります。
長いだけに次回も後開催で回る事にします。
後開催はなにより道が空いており、札所も混雑しないのが一番いい。

念ずれば心の迷い雲晴れて 真如の月は常にかがやく

第7回の梵字カード、足の捻挫もあり今回の巡拝は無理かなと思っていましたが、なんとか最後の札所まで
辿り着くことができました。
まだまだ先は長いが全ての回のコンプリートを果たしたい。

愛知県 知多四国巡礼 第7回:46番札所 井際山 如意輪寺
宗派 / 真言宗豊山派
開基 / 724~729(行基)
開山 / 天正2年(1574)、梅山和尚
本尊 / 如意輪観世音菩薩様
札所 / 知多四国46番札所、南知多観音霊場31番札所
所在地 / 知多郡南知多町内海中之郷12