加納馬場「津島社」。
前回掲載した千秋町佐野「厳島社」から、青木川右岸の南東約1kmほどの加納馬場郷内地区に鎮座します。

津島神社全景。
田畑の中にできた住宅街、その中に津島社の杜と鳥居の姿が現れます。

鎮座地は現在の千秋町芝原の東に接する千秋町加納馬場郷内になります。
左の明治中期の地図では加納馬場村の西にある芝原集落にあたり、当時の地図でも鳥居らしき印がみられます。

社地は南北に長く、鳥居のある社頭は東向きにあり、鳥居をくぐって右手が社殿になります。
愛知県神社名鑑(1992)による津島社の解説は以下になります。
「十五等級 津島社 旧無格社
鎮座地 一宮市千秋町加納馬場字郷内89番地
祭神 素戔嗚命
由緒 創建は明らかでない。
宝暦2年(1752)8月27日葺換の棟札がある。
明治10年現位置より日吉社境内へ移転し、更に同13年8月12日現位置へ再び奉祀した。
此の間、氏子中に不幸が続出したからだと伝えられる。
例祭日 10月10日
社殿 本殿 流造
崇敬者数 150人」

鳥居から境内の眺め。
鳥居は昭和53年(1978)、加納氏子寄進とある。

鳥居正面の手水舎。

綺麗に保たれた鉢には、龍口から注がれた澄んだ清水が満たされていた。

社殿全景。
左右の献灯台、正面の拝所とその奥に一対の狛犬と本殿が主なもので、境内社は見当たりません。

右手の献灯台の柱には文政(1818~1831)の元号が読み取れる。

本殿域全景。
高く築かれた基台の上の本殿域に流造の本殿が祀られています。

優等生とも思える容姿の津島神社の狛犬。
寄進年は見忘れましたが、比較的近年に寄進されたものと思われます。

本殿域全景。
正面の扉以外は四方を壁で囲われており、本殿以外に境内社は祀られていません。

素戔嗚命を祀る本殿は、銅葺屋根の朱塗りの流造で、虹梁や蟇股、木鼻などの意匠にも抜かりがない。
個人的な主観ですが、津島社や天王社はやはり朱塗りがいい。

境内から社頭の眺め。
ここから少し東に行けば、名鉄犬山線と五条川(幼川)が流れ、以前なら小牧山も見通せたことだろう。
今回の神社巡り、ここ津島社で幕を下ろし、遅目の昼食をとって家路に着こう。
何にするかな、遠回りして久し振りにラーメンショップのねぎらーめんを食べに行くか。

独身の頃は良くお世話になったが、相変わらず美味しい。
ラーメンショップ春日井店
所在地 / 春日井市八田町6-21-19
一宮市千秋町加納馬場『津島社』
創建 / 宝暦2年(1752)葺換の記録が残る
祭神 / 素盞嗚命
祭礼 / 10月 スポーツの日
氏子域 / 千秋町加納馬場
所在地 / 一宮市千秋町加納馬場郷内89
参拝日 / 2025/10/13
厳島社から津島社 / 厳島社から東へ、青木川に架かる橋を渡り、県道63号線を右折、信号のある交差点を左折、約500m先で左折。移動距離約1km、移動時間約5分。
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