59番札所 萬年山 玉泉寺から常滑街道を北進し、1.6kmほど先の常滑市苅屋深田に鎮座する60番札所 大光山 安楽寺に向かいます。
玉泉寺までは短い距離で順調に札所を巡れましたが、ここからは移動する距離が増えてきます。

写真は常滑市消防所南出張所を左に進んだ先の光景。
丘陵地を縦走する道になり、田畑が広がり、伊勢湾を見渡せる見晴らしのいい道になります。
セイタカアワダチソウの先に見えている瓦葺の建物が60番札所 大光山 安楽寺です。

玉泉寺から約30分ほど、60番札所 安楽寺門前に到着。

参道脇に鉢植えの蓮が植えられ、庭園はとても綺麗に整備されています。
伽藍は正面の白壁に施された火灯窓が印象的な本堂、左手の太師堂、右の庫裏が主なものになります。
本堂は弘化2年(1845)に再興されたとあるが、その後も改修を経て現在の綺麗な姿を伝えています。

本堂前には十三重の宝塔があり、塔が立つ庭園は四国の形を模しており、修行大師の像の正面から、飛び石に沿って庭園内を一周すれば、本四国を巡ったと同じ御利益があるお砂踏み霊場です。

写真は本堂に掲げられている寺号額。
安楽寺について常滑市公式観光サイト「とこなめ観光ナビ」によると以下のように紹介されています。
「開山前、天文6年(1537)に織田・今川が交戦した際、兵火を逃れるため阿野の高讃寺より移され安置されたと伝えられる。
弘化2年(1845)、当山11世の徳芳和尚のときに本堂を再興。
昭和10年、弘法大師堂が再建される。
安楽寺について常滑市公式観光サイト「とこなめ観光ナビ」によると以下のように紹介されています。
「開山前、天文6年(1537)に織田・今川が交戦した際、兵火を逃れるため阿野の高讃寺より移され安置されたと伝えられる。
弘化2年(1845)、当山11世の徳芳和尚のときに本堂を再興。
昭和10年、弘法大師堂が再建される。
境内には四国の地形を象った、本四国お砂踏み霊場が設けられ、中心には十三重の宝塔・修行大師像が祀られている。
春は桜、6月末~8月初旬には蓮が見られる。
春は桜、6月末~8月初旬には蓮が見られる。
本堂の欄間には立川流の彫刻師 中野甚右衛門重富の躍動感ある龍が彫られている。」とあった。
常滑市誌(1976)では以下のように纏めている。
常滑市誌(1976)では以下のように纏めている。
「安楽寺は、慶長8年(1603)長安久公和尚を開山として創建されている。(西浦町史は天正14年(1586)としている)
徇行記には「安楽寺・・・・・・在刘屋村、号大光山、曹洞宗」「草創の由来へ不知、境内に観音堂あり、此寺往昔は村中にありしが享保11午年(1726)に今の地へ引移せり」と記されている。
本尊は阿弥陀如来である。」
創建時期は、ここに掲載されている「西浦町史」を国立国会図書館から確認できず、尾張志も不詳とあるため、当ブログでは、高讃寺より本尊が移設された時期とは整合しないが、常滑市誌の「慶長8年(1603)長安久公和尚開山」を引用します。
尚、天文6年(1537)に遷された本尊の阿弥陀如来像は行基作と伝わるそうです。
徇行記には「安楽寺・・・・・・在刘屋村、号大光山、曹洞宗」「草創の由来へ不知、境内に観音堂あり、此寺往昔は村中にありしが享保11午年(1726)に今の地へ引移せり」と記されている。
本尊は阿弥陀如来である。」
創建時期は、ここに掲載されている「西浦町史」を国立国会図書館から確認できず、尾張志も不詳とあるため、当ブログでは、高讃寺より本尊が移設された時期とは整合しないが、常滑市誌の「慶長8年(1603)長安久公和尚開山」を引用します。
尚、天文6年(1537)に遷された本尊の阿弥陀如来像は行基作と伝わるそうです。

昭和10年再建の大師堂。

堂の左に賓頭盧さま。
人々が抱える体の病をひたすら受け入れてきた痛々しい姿をみせています。

太師堂に掛けられている弘法大師の額。

堂内中央の厨子に大師像が安置されています。

このよをば かりのやどりとさとりなば ここはにょいりん あんらくのてら
愛知県 知多四国巡礼 第8回:60番札所 大光山 安楽寺
宗派 / 曹洞宗
創建 / 慶長8年(1603)
開基 / 長安久公和尚
本尊 / 阿弥陀如来像
札所 / 知多四国八十八カ所60番・知多西国三十三観音11番
所在地 / 常滑市苅屋深田101
玉泉寺から安楽寺 / 玉泉寺から常滑街道を右へ直進、南陵中学校交差点右折、常滑市消防所南出張所で左折・直進。距離1.6km・徒歩25分。
参拝日 / 2025/10/21
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愛知県 知多四国巡礼 第8回:60番札所 大光山 安楽寺
宗派 / 曹洞宗
創建 / 慶長8年(1603)
開基 / 長安久公和尚
本尊 / 阿弥陀如来像
札所 / 知多四国八十八カ所60番・知多西国三十三観音11番
所在地 / 常滑市苅屋深田101
玉泉寺から安楽寺 / 玉泉寺から常滑街道を右へ直進、南陵中学校交差点右折、常滑市消防所南出張所で左折・直進。距離1.6km・徒歩25分。
参拝日 / 2025/10/21
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