善光寺街道と水屋をめぐる VOL6 郷社『高牟神社』 輝く龍の眼

JR中央本線新守山駅から徒歩で西へ。
国道19号線を越え、しばらくすると左側に石山寺の本堂が見えてきます。
『高牟神社』はその西隣となります。
鎮守の森に囲まれ、道路際からは裏口になります。
善光寺街道と水屋を訪ねて VOL3 『石山寺』
矢田川堤に回り込む、堤防道路から坂を下ると鳥居が見えてきます。

境内は正面に拝殿、左に手水舎。
拝殿左に靖国社、右側に熱田社、金比羅社が祀られる。 
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燈籠、石柱に刻まれた年号は古刹である事を示しているが創建は明確ではない。
創建 / 717年(養老元年)11月15日(云われ) 
祭神 /  高皇産霊命・素戔男尊伊弉諾神大山祇命天照大神菊理姫
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高牟神社の狛犬
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手水舎の龍、西陽で怪しく眼が輝いた。
 どのように透過したのか良くわからないが、おやじ的には神秘の一枚としておこう。
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拝殿の左には撫で牛、道真を祀っているのか?
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上は東側から拝殿と本殿、 下は本殿を西側から眺める。
名古屋市千種区今池に『高牟神社』がありますが関連付けが良くわからない。
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拝殿西側の靖国社と『高牟音頭』の石碑。高牟(たかむ)

このあたり一帯は庄内川矢田川、昔から水害に悩まされた記述が残っています、そこの集落に住い、神を祀り感謝する。瀬古の昔を忍ばれ、盆踊りの太鼓の音が聞こえてくる。
今でもそれは引き継がれ、7月第4日曜日、10月には祭礼が行われているようです。
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拝殿右側の金比羅社(写真左)、熱田社。
平日にもかかわらず、近所の方が境内の枯葉を掃除されていました。
黒神社もそうであったように、地元の方に大切に守られている。
おっさんの村はかなり前に途切れてしまった。
無くなったものは、社や鎮守の森だけではない、もっと大事なものを失っているような。

気が付けば、おっさんを見つめるもう一つの眼が
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 撮影2017/5/18

住所 / 名古屋市守山区瀬古東1丁目
アクセス / JR中央本線新守山駅」から西へ徒歩約30分
緯度 35°12'27.29"N  経度136°56'19.84"E
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