『冨部神社』趣のある本殿が印象的

名古屋市南部、名鉄本線『桜』駅から西へ400m程の辺り
呼続公園の東に隣接する笠寺台地に『冨部神社』はあります。
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周囲は木々で囲まれた明るい境内です、早朝ですが散歩がてら地元の方の参拝が絶えません。
守り神でもあり、憩いの場でもあります。
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鳥居左には秋葉社(写真上)、右に金毘羅社(写真下)
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綺麗に手入れされた明るい境内。
正面に拝殿を望み、狛犬が一対睨みを利かせています
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左には御神木の見事な楠、推定樹齢400年とか、その脇に手水舎があります。
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境内にある教育委員会の案内板と名古屋市指定有形文化財の1727年に作られた山車を収める倉庫(写真下)
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五瓜に唐花の紋と拝殿(写真上)、桃山建築の姿を残す本殿は国指定重要文化財

富部神社は1603年(慶長8年)、愛知県津島市津島神社から勧請されたことに始まる。
1606年(慶長11年)、清洲城松平忠吉徳川家康四男)が病気平癒の祈願をしたところ、日ならずして快復し、その恩頼奉謝として本殿、拝殿、祭文殿、廻廊が創建される。
創建以来、「富部蛇毒神天王」「蛇毒神天王」「蛇毒神社」などと呼ばれていたが、明治に入り現在の「富部神社」と改称され現在に至る。
桃山建築の姿を残す本殿は、国の重要文化財、祭文殿・廻廊、1727年(享保12年)作の山車(高砂車)は名古屋市指定有形文化財に指定されているそうです。

御祭神  /  素戔嗚尊
境内社  /  金毘羅社・秋葉社龍王社・居森社・八王子社
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拝殿左には龍王社・居森社・八王子社が祀られています。
写真左下が社務所になります。

朱に彩られた趣のある本殿が印象に残る『冨部神社』です。
2017/6/17撮影

住所 / 名古屋市南区呼続4-13-38
TEL  / 052(821)2909

境内から脇道を東に抜ければ松平忠吉病気平癒の松と石碑のある清水稲荷稲荷山長楽寺はすぐ近くです。