『桜田八幡社』 万葉集に詠われた当時の情景をイメージしよう

桜田八幡社

笠寺大地の東南に傾斜した高台に位置する、西側の谷を隔て「笠寺観音」は目の前

現在は住宅街の高台に鎮座する神社としか思えない

かつては海を見渡す眺望のよい場所、年魚市潟(あゆちがた)を臨み、その眺望の良さは「万葉集」にも詠

われている
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道路沿いに玉垣が立ち並ぶ、一の鳥居からは境内が一望できる
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道路から一歩入った眺め、左に鳥居、その左には由緒書きが掲げられている(写真上段)
右側には桜田貝塚の案内板と碑がある。(南へ10分も歩くと名古屋市見晴台考古資料館があります、興味のある方は是非)
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鳥居を潜り境内、右手は社務所、左手に手水舎、正面に拝殿の配置
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拝殿前の狛犬
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拝殿を正面からの眺める(写真上段)
西側から拝殿、回廊、本殿の全景、真新しい朱色が目を引く
左に進むと裏参道を経て神社北側の道路に通じています
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たちばなの神紋と拝殿内部
祀神 / 應神天皇(おうじんてんのう)、  比売大神(ひめおおかみ)、大帯姫命(おおたらしひめのみこと)
建立 /  1813年(由緒記載では文化十癸酉十二月、歴史の割には全てが新しい)
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拝殿左の秋葉社
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境内左にある「整地記念」の碑(上段左)、参道右側の社務所左手にある櫻田勝景の石碑(上段右)
あゆち潟の歌碑が刻まれています。
県の無形民俗文化財「桜の棒の手」の記念碑(下段)
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櫻田勝景跡の解説板(上段左)
神社の左側道路から目につく場所に「桜田へ鶴(たず)鳴きわたる年魚市潟潮干にけらし鶴鳴きわたる」
と刻まれた万葉歌碑。

見晴台から南を眺め、干潟で鶴が鳴くそんな情景を思い描いてみよう

住所 / 名古屋市南区呼続町八幡西14
アクセス / 地下鉄桜通線鶴里駅」から徒歩約15分