『氷上姉子神社』

名古屋市緑区大高町火上山に鎮座する氷上姉子神社は熱田神宮摂社として
古くから「お氷上さん」と呼ばれ親しまれている、尾張氏の祖神として、広く知られ崇敬と信仰を集めています。
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火上山を南北に縦断する木々に包まれた道路を登り切ると左手に社標(上段左)と史跡散策路の案内板が見えてきます
左には由緒の書かれた碑がありその横は重厚な木製の一の鳥居と参道があります
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緑に包まれ苔むした一の鳥居、参道脇の両側には木製灯篭が境内まで続く
風が心地いい
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木々に包まれた参道を灯篭を眺めながら歩く、参道は左に折れ視界が開け境内が見えてきます
車の方はここが駐車場となります
二の鳥居の先には拝殿、鳥居左に手水舎、社務所の配置(上段)
鳥居右手には祭典の案内板が掲げられています
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鳥居左の手水舎(奥は社務所)、朝日が差し込み龍も輝いています
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鳥居から尾張造りの拝殿正面と本殿の眺め
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シンプルな破風飾り(上段)と扁額(下段左)、吊り灯篭の施された回廊から拝殿の眺め
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拝殿内全景(上段)と壁には鷹絵馬(下段左)がずらりと掲げられています、正面には云われも掲げられています

創建 / 195年(仲哀天皇4年)乎止与命(おとよのみこと)の館趾の地に創建と伝えられる
御祭神 /  宮簀媛命(みやすひめのみこと) 【日本武尊の御妃】
境内末社  / 元宮 宮簀媛命、神明社 天照大神、玉根社 少彦名命
境外末社  / 朝苧社 氷上老婆霊

末社『神明社』/『元宮』へのリンク
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拝殿横からの本殿と灯りの残る五七桐の紋の入った灯篭、菊紋の入る提灯の白も木陰を背景に冴えている
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神と共に子供が戯れ、親しみを持ってもらう意図からでしょうか、境内右には手作り感満載の輪投げが置いてあります
名古屋市教育委員会の解説板
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手水舎の左手から御手洗池へ、小さな案内板横の階段を少し下った左手、周囲をフェンスで囲われた木陰の下に御手洗池はあります
「伸びる早苗は御手洗池の清き心をそのままに」
こから少し下った場所の熱田神宮斎田をも潤していたのだろうか
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昨年のものですが、かみさんが頂いた御朱印を載せておきましょう


『氷上姉子神社』
所在地 / ​名古屋市緑区大高町火上山1-3
アクセス / JR東海道本線「大高」下車徒歩20分