氷上姉子神社境内末社  『神明社』『元宮』

氷上姉子神社の鳥居、その前の道路を挟んだ向かいに『元宮』の鳥居があります
杜の中に参道が続きます
鳥居から『神明社』を経て『元宮』まで歩きます
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木洩れ日のさす早朝の杜、爽やかな風を感じながら緩やかな登り勾配の参道が続きます
まもなく道は二つに分かれ、舗装された左の道へ向かいます
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やがて参道右手の一画が開け、奥に社が見えます『神明社』になります
御祭神 / 天照大神
中世以来、伊勢信仰が流布,各地にあった伊勢神宮の御厨、御園などを拠点として御師の活動とともに勧請、分祀した社。
神明社・神明宮とも言われるようで、神明社はこの地方ではよく見られます
さあ参拝を済ませ元宮へ行きましょう
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神明社からしばらく歩くと更に開けた場所に辿り着きます
杜に包まれ木洩れ日の中、ポツンと社と「宮簀媛命宅跡」と記された石碑が佇んでいます
『元宮』到着です

尾張氏乎止与命の子、建稲種公・宮簀媛の館跡で690年(持統天皇4年)まで氷上姉子神社の鎮座地とされます
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御祭神 / 宮簀媛命(日本武尊の妃)
日本武尊亡き後、宮簀媛命に託された草薙剣をこの地から熱田に社地を定め、剣を奉斉鎮守したのが熱田神宮の始まりと言われる

木々に包まれた広々とし空間、ベンチに腰掛け周囲を見渡す
早朝ながら参拝に訪れる方が絶えない氷上姉子神社に対し、元宮で参拝の方に遭遇した事はない
交通の要所が間近にありながら静寂に包まれ、ゆっくりと時は流れていきます

氷上姉子神社 【元宮】愛知県​名古屋市緑区大高町一色山4
アクセス / JR東海道本線「大高」下車徒歩30分