御器所八幡宮


昭和区御器所の住宅街に鎮座する

御器所の由来は「熱田神領にて神祭に用ふる土器を調達する故に此の名ありと伝ふ」と『尾張誌』に記され、熱田神宮と深いかかわりの土地柄であった事が偲ばれます
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鳥居前からの全景、朱に塗られた蕃塀により拝殿、本殿を直接見通すことはできません(写真上)
木々で覆われた境内に入る、正面には太鼓橋、その左に手水舎の配置(写真中)
右脇の亀には謂れがあるようで、昔この辺りは亀口と云われたそうで、それに因んで飾られているようです(写真下)

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更に進むとと左側に入母屋造りの神楽殿(写真上段)、右手に社務所の配置(写真下段右)
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木々で包まれた参道、二の鳥居から三ノ鳥居、拝殿を覗う(写真上段)
三の鳥居から拝殿、本殿の全景(写真中段)
拝殿の扁額(写真下段左)と拝殿から本殿

創建 / 不明、仁明天皇833年(天長10) から850年(嘉祥3)勅願社として、熱田神宮鬼門方位の守護として鎮座されたとも伝えられています
祭神 / 品陀和気命木花開耶姫命五男三女神天児屋根命、弥豆波能女命、菊里媛命、天照大御神熊野大神、八剱大神、高蔵大神、山王大神
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拝殿右の授与所と白龍神社(写真上段)
加藤清正による名古屋城築城の際、築城地周辺に祀られていたものと、もとよりこの地にあったものを三社合祀したもの。
社の前の重軽石
「石を持ち軽く感じればそれでよし、重く感じれば努力せよ」と云われ、この石を撫で、その手で体の思わしくない箇所を撫でると治癒されると信じられています、老眼の進む目を撫でる
神石と吉幸水(下段)

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境内社御器所天満宮(右)と稚児宮(左下段)
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楽殿の右に五社宮(村上社/洲原社/八幡社/氷上社/春日社)、みとおしの石、英霊社と稲荷社、佐久間社が整然と祀られています
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拝殿左の総社宮、この地域に古くからあった祠が合祀される(上段)
西側車道からの西参道口の眺め、鳥居の先には白龍社が見渡せます
周囲は鎮守の杜に囲まれ外からは境内を見通すことはできません
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境内に掲げられる由緒書きと境内配置
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住所 / 愛知県名古屋市昭和区御器所4-4-24