比叡山弾丸ツアー

 

ふたりのテーマの一つとしてあがっていた
 
紅葉の混雑を避け参拝しようとは決まっていたが、司令塔から明後日行かない?との事で急遽決定
名古屋ICを8:00に入る、入口から渋滞・・・・・・工事やってたね
しゃあない、じっと我慢、春日井を過ぎてからはスムーズ
法定速度+10km/hで定速走行
途中、多賀SAで休憩を取り、やがて琵琶湖大橋
予定では浮見堂の御開帳を見る計画でしたが工事渋滞ロスのためパス
かみさん「奥比叡ドライブウェイへ直行♪」
おっさんの心境・・・・・この問題児、信用していいいものか不安
仰木からドライブウェイに入る、対向車、後続車はまったくない、悲鳴を上げて延々と続く登坂路を登り始める
10:30最初の目的地「横川駐車場」到着
駐車場から延々と続く参道、周囲は樹齢を重ねた針葉樹林帯、樹林の下は苔生し
そこに石仏が祀られている、神聖な修行の場である
 
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横川中堂重要文化財と四季講堂を参拝、根本如法塔を仰ぎ見る
昼飯♪目論んでいた店は渋滞ロスで諦めて比叡山峰道レストランへ
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展望テラスから琵琶湖と伊吹山系を西から眺められる絶景ポイント
かみさんは平和ご膳、おっさんはかみさんが魅かれていた近江牛ラーメンをオーダー
山の西は京都、ご膳はその味わいを感じられる
おっさんはチャーシュー以外の肉入りラーメン、うどんは食べない主義
かみさんにほぼ〃肉を食べてもらい、残った肉を味わう・・・・・・食べれるか「悪い油ではない様」?、いや、うまいわ♪
 
透明なスープの薄い塩味に牛の油、結構いけました。
ただ、サンプル見本は一枚肉であったような・・・・・
さて、次は西塔駐車場を目指そう
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西塔駐車場から釈迦堂を目指す、苔生す参道を箕淵弁財天、椿堂を下に見ながらひたすら歩く、
やがて坂が迫る、その上には常行堂が見えてくる、坂を登りきる、そこは修行僧の読むお経だけが響き渡る、神聖な世界
常行堂を横切ると次は石段の下り、その先には目指す釈迦堂が眼下に見える
こちらでは特別御開帳(10月1日~12月10日)の釈迦如来像を含め文殊菩薩不動明王、山王七社を祀る祠の内部等など悠久の歴史を感じる仏像を見る事が出来る。
次はいよいよ「不滅の法灯」、比叡山延暦寺東塔駐車場を目指す、問題児は快調に走っている
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駐車場から整備された歩道を歩くと鐘の音が響き渡る、視界が開け大講堂に至る
かみさんの御朱印待ちに大講堂の周囲を一周、国宝の根本中堂は10年をかけた修復工事の真っ最中
巨大な鉄骨に包まれて過去の姿を取り戻そうとしています
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修復工事中ですが参拝は出来ます
1200年の間、油を絶やさず灯され続けている不滅の法灯を見る事が出来る
油断大敵の語源になったと云われる法灯です
薄暗い堂内の中央にそれはあり、油を絶やすことなく現在まで受け継がれてきたものです
偶然、法灯に油を注ぐタイミング、それまでついているのか判別できないほどの淡い灯が勢いを取り戻す
言葉にできないものを感じます
法灯を後に急な石段を登り文殊楼、阿弥陀堂、東塔を巡る
陽は既に傾いています
最後の目的地「近江神宮」へ
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かるたで知られる近江神宮
二の鳥居の脇に車を止め参拝へ
石段の先の朱も鮮やかな門とその先には拝殿と本殿、夕刻の為か訪れる参拝者は私達だけ
静かな境内を飾られたかるたをゆっくり見る事が出来ました。
 
さあ家に帰ろう、目指すは名神「京都東」
夕方の帰宅ラッシュに遭遇することなく高速へ、夕方のため若干交通量は多いものの+10kh/m定速走行
大きな渋滞もなく自宅に辿り着く、時計は19:30、良く走り、良く歩いた満足の一日でした
2017/10/05