【尾陽神社】 名古屋市昭和区御器所

地下鉄鶴舞線荒畑駅から住宅街を歩く、小高い丘の上に【尾陽神社】は鎮座する
古くは1441年佐久間見作守森政が築城したと伝わる御器所西城址に建っており、神社北側は見晴の良い環境
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神社へは石段を上り、一の鳥居の前の狛犬を過ぎると境内全景が広がる
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一の鳥居の前に祀られる狛犬
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境内右に手水舎、その先に葵の紋が入る木製の門へと至る、正面には拝殿も視界に入ってくる
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拝殿右に神楽殿と葵の紋が入った躍動感のある神馬像が置かれている
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左に正一位栄世稲荷と龍神神社と秋葉神社が祀られています
正一位栄世稲荷神社 / 祭神 / 稲荷神
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尾陽神社拝殿前の狛犬
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拝殿で参拝を済ませる
全景を眺める、コンクリート製の新しい拝殿と全貌は見えないが本殿の一部が頭を覗かす

【尾陽神社】
創建 / 1910年
尾陽神社は尾張徳川家を祀る神社として尾張東照宮に合祀されていた、徳川義直公、慶勝公を祀る神社として、1910年(明治43)、名古屋開府三百年を記念し創建されたもの。
1922年(大正12)に御器所の地に遷座される
1949年(昭和24)伊勢神宮より天照大御神主祭神として迎えたそうです。
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拝殿右
あまり聞き慣れない久延彦神社
1971年奈良県桜井市大神神社の久延彦神より分霊したものらしく、社殿は奈良県春日大社の社殿として作られたと書かれています。
久延彦神社(学問、入試、知恵の神様) / 久延彦命
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拝殿と久延彦神社の間には「つくばね樫」が置かれている
御神木なのか否かは不明ですが、1275年頃境内に根を下ろし年輪を重ねるも、昭和20年頃の落雷により焼け落ちその一部が保存されているようです。
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拝殿左には西参道へつながる鳥居と急な石段があります
階段の上は廊下になっているのでしょう、上を気にしながら階段を降りる
西側公道から見れば社標を見落とすと、階段だけが目に入りません、それが神社とは気づかないかも知れません。

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御朱印です、やはり葵の紋ですね
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境内に掲げられた由緒書き


【尾陽神社】
所在地 /  愛知県名古屋市昭和区御器所二丁目
TEL /  052(872)4851