『雪の日泰寺』

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最強寒波が東海地方にも影響し深夜から雪が舞う

 子供の様に翌朝が楽しみになる

いつもは家の前を表通りの渋滞を避け、通り抜ける車が多いけれど

 この日ばかりは昔の静けさが戻ってくる

この静けさと音もなく降り積もる雪、水墨画の様な世界がなにより楽しみ

 ちょっと行ってくるわ(何しに?)

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思ったほどの積雪にはならなかったものの日泰寺の山門は白と黒のシックな色合いで佇んでいた
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グレーの空をバックにシルエットがはっきりと浮かび上がり浮き立って見えます

 こんな日でも参拝に訪れる方もチラホラ
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屋根の勾配が今舞い降りた鳥の翼の様に広がる
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周囲は雪に包まれて五重塔全体が浮き立ち、相輪も鉛色の空に真っ直ぐ伸びる

鐘楼の瓦も雪に包まれ輪郭がはっきりしてきます
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初めてこんな近くで梵鐘の全周を撮ってみた

拡大すると中帯の上下の彫も読み取れる
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定点撮影「冬」
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築後年数は経ていないけれどこれからです

京都、奈良に行かなくても情緒があります
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千躰地蔵堂、今朝は人の写り込みを気にしなくてもいい
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千躰地蔵堂の東隣り、足跡はなし(妙にうれしい)
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雪に埋もれ、じっと耐え忍んでいるように見えてしまう地蔵さん
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雪が降っていてほしいなァ
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参拝に訪れた形跡なしです、一番乗りでしょうか(単なるもの好きでしょう?)
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馬頭観音は大きな木の下にあるおかげで思ったほど積もっていない、余裕の表情に見えます

 雪の室生寺の写真を撮りに何年か通った頃がありまして

一面の銀世界に建物と自分の足跡入れた写真に一人喜んでいたのを思い出す

 スライドの時代ですけど

もう少し降ってほしかったなァ・・・・・(会社いくんでしょう、大変じゃないの?)

 でも、雪の日ならではの趣と静寂なひと時を味わえた雪の覚王山「日泰寺」​です