『須佐之男神社』 東之切・西之切・中之切


千種公園から東区へ歩いてきました

毎年は5月末から6月中旬にかけて色とりどりのユリの花が咲き誇り
 この時期には決まって訪れる場所です

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この時期はそれほど訪れる方もなく閑散としています
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この公園にこじゃれた施設案内板があったなんて、知らなかったなァ 
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今日は千種公園の北側の歩道を西に歩くことにします
 この辺りは表通りの趣とは裏腹に
一本入ると昭和の雰囲気漂う街並みや銭湯も残っています
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都通1を越え、車では通る事のない、裏道を歩いて大和公園方向へ
 公園脇に藪天王龍神の白い幟が立ち並んでいます
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『素盞男神社』 鳥居からの境内全景
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大正時代に奉納された手水鉢
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鳥居から境内、正面の拝殿とその右が龍神
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拝殿前の狛犬
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白い鳥居の先が藪天王龍神
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あるべき位置に扁額ではなく、龍の様なものが見えるがなんだろうね、
400年以上の歴史がある松軒町の氏神だそうです

『素盞男神社』
住所 / 名古屋市千種区松軒1丁目4-41
御祭神 / 須佐之男

更に西へ
 JR中央本線の堀割の先に赤い鳥居を見つけ寄ってみる事にした
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ここは既に東区、少し西に行くと昔の賑わいは失せてしまいましたが大松商店街もすぐ近く
中央本線を越えた右側に、遠目には公園?と見紛うような小さな神社
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線路沿いに南を向いて鎮座する稲荷神社
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拝殿左に御堂、右に赤い鳥居の稲荷社が並んでいます
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堂内祠と玉廣神社
玉垣には明治30年に建之とある大松町の氏神様、稲荷神社
御祭神 / 宇迦之御魂神
住所 / 名古屋市東区大松町2-12

もう少し西に行きたいところですが陽も随分傾いてきました
ここで折り返し古出来町方向に向かいます
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出来町通りから南へ一本入り一路東へ向かう
途中で出逢った須佐之男神社
 6月だったか定かではないけれど、出来町通りで山車が曳かれているのを見かけた事があり
気になって調べたことがありました
出来町天王祭​と呼ばれ200年以上続く歴史のある祭
 この辺りには出来町(東之切)・新出来町(西之切)・古出来町(中之切)に須佐之男社が鎮座し
其々の山車が一挙に曳かれるそうです
 ここ中之切の須佐之男社は「河水車」と呼ばれ、山車は社号標左の倉庫に保管されています
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大正4年建之と彫られた社号標
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境内祠の左には赤い鳥居と赤い祠
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須佐之男神社(中之切)
御祭神 / 須佐之男
住所 / 名古屋市東区出来町3-19-21

中之切の須佐之男神社から東へ
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2、3分歩くと直ぐに神社に出逢う
振り返ると中之切の須佐之男神社は見えています 
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須佐之男神社(東之切)
こちらも小さな神社です
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奉納燈籠に1882年?(文政5?)と彫られているように見えます
 200年以上続く天王祭り・・・・・は元号と符号してきます
こちらの山車は王羲之車と呼ばれ神社の右にある倉庫で保管されます
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手水鉢も古そうです
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須佐之男神社(東之切)
御祭神 / 須佐之男
住所 / 名古屋市東区古出来1-2-18

東之切・西之切・中之切のそれぞれの山車を曳き競わせ
山車祭として地域の結び付きを強める
須佐之男神社はその役割を持っているようです
そうした環境が残り、引き継がれている事は羨ましい限りです

日陰に入ると随分冷えてきました
西之切は次回にして後に更新します
今日はこのままバスに乗って帰ろう
この日のルート


2018/02/24
須佐之男社(西之切)

前回見送った須佐之男社(西之切)を訪ね基幹バス「徳川園新出来」で降車
一路出来町通りを山口町方向を目指す
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西之切須佐之男社はバス停から西へ歩いて5分程
歩道脇の石鳥居が目印
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西乃切「須佐之男社」
小さいながら立派な石鳥居の先に社が見えています
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鳥居脇右には西と書かれた大きな建物
こちらが西之切山車「鹿子神車」の格納庫
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鳥居から境内に入った左側に手水鉢と須佐之男由緒書き
それによれば、元は現在の新出来町2丁目に鎮座、江戸時代より続くが1984区画整理により当地に編宮
1985年神殿移築、社務所、拝殿、格納庫が完成、現在に至っているようです
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須佐之男社(西之切)
御祭神 / 須佐之男
住所 / 名古屋市東区東区新出来1丁目9-27

​200年以上続く​「出来町天王祭」今年は見たいものです

次は一路山口町のバス停を目指します
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須佐之男社(西之切)から西へ5分程
バスの車窓から、いつも見かける小さな神社があります
こちらにも出向いて見ます
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建物に挟まれた僅かな空間の奥まった所にひっそりと鎮座する小さな社
石標には「須佐之男命」と刻まれている
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須佐之男
御祭神 / 須佐之男
住所 / 名古屋市東区徳川町112

鳥居や拝殿も手水鉢もない小さな社ですが
こうした小さな社こそ氏神様なのかも知れません

アクセス / 市バス(基幹2)栄ー引山
 利用バス停 /  山口町、徳川園新出来、古出来町