『大幸八幡社』

名古屋市東区大幸町

 地下鉄名城線砂田橋」から5分程、矢田川左岸の堤防下に『大幸八幡社』は鎮座します
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周辺は住宅に囲まれ、銭湯や商店街の名残りが残り下町の趣を感じさせるイメージ 2
見通しの良い北向き道路の突き当り
 鳥居を二つ構えた境内が見えてきますイメージ 3
一の鳥居から境内全景
 左に手水鉢はありますが当日は蓋がされていましたイメージ 4
杜の木が少ない事から、すっきりした明るい印象の境内です
 拝殿左の建屋が社務所イメージ 5
八幡社社号標とその後ろに提灯台
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拝殿はコンクリートで作られた新しいものです 
 第二次世界大戦の際、付近の三菱発動機第四工場を標的とする大規模な空襲に見舞われています
推測になりますが大幸八幡社も被災、その後に再建されたものと思われます
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新しい拝殿に対し、黒ずんだような狛犬は1917年(大正6)と刻まれています
 戦災から免れたものでしょう イメージ 8
拝殿に掲げられた扁額も新しいイメージ 9
拝殿内部から幣殿、本殿
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大幸八幡社全景
 拝殿、幣殿、本殿がコンパクトにつながって一体となっています
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本殿・拝殿共にシンプルで過度の装飾は少ない
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拝殿右の境内社
 左はかろうじて秋葉社と読みとれますが、右は不明
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1891年この地方を見舞った濃尾地震
その被害状況、復興までの経緯を後世に残すため「震災紀念碑」が置かれています(手前)

後方の石像と社
 石碑に山丸三の紋
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御嶽神社と思われますが
 社の社名は消えてしまい読み取れません
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『大幸八幡社』
創建 / 1752年(宝暦2)
祭神 / 誉田別命
境内社 / 秋葉社・不明・御嶽神社
住所 / 名古屋市東区大幸4丁目7-28 
アクセス / ​市営地下鉄名城線「砂田橋」下車​徒歩で5分程イメージ 16
陽が長くなったものの
 地下鉄に向かう帰り路、歩道橋から西を眺めると夕焼け
ゆとりーとラインの高架を赤く染める、この町の氏神様が大幸八幡社です