『天満宮 北野神社』滋賀県彦根市

滋賀県彦根市馬場

琵琶湖東岸の県道2号線長曾根町北交差点
 そこから東に延びる中濠東西通りから彦根城方向を望む
視界の先には天満宮北野神社の梅の門が入った赤い幟と社が見えています
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訪れたのは4月3日
名古屋では散りゆく桜、彦根の街は丁度見頃を迎えていました
 鳥居は中濠東西通りを左折した所にあります
社号標脇の桜は陽差しを受け輝いています
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1920年(大正9)建之の社号標
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広い石畳の参道から鳥居、本殿の眺め
参道にの左に札所がありますが、無人の様で御朱印は書置きの様でした
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境内左の手水舎
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手水舎向かいが社務所になります
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石の鳥居、緑青の付いた扁額が良い感じ
御鎮座400年祭が2020年に行われるようです
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境内右の神楽殿
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正面に描かれた松が目を引きます
右の壁面には竹が描かれています
残念ながら天井絵は描かれていません
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楽殿から手水舎を振り返る、右の建物は神饌所?
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中門前の神牛舎
合格祈願を願う参拝者で撫でられ、撫で牛はツルツル
数多くの願いを叶えて来たのでしょう
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楽殿の左の北野蛭子神社
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深い紫に柿渋?の茶、好きな色合いです
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白山社
本殿の右に鎮座します
こちらも桜で彩られています
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境内社にしては拝殿も立派なものです
創建等の詳細は不明
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北野蛭子神社と参道を挟んで左の社は金刀比羅神社
参道の奥に進むと「北野寺」境内に繋がります
北野寺は別の機会に記載としましょう
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中門の左に続く参道の先
しっかりと扉が閉ざされています、宝物殿でしょうか
 
右の松の前に祀られている石の物体は?
近くまで行くと使いの牛である事が分かります
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中門から本殿
大きな絵馬です、願いが叶うといいですね
・・・・・大きさに比例する?
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中門の両脇で見守る年季の入った狛犬
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透塀で囲われた拝殿と本殿
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拝殿内と拝殿に掲げられた扁額
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権現造の拝殿と本殿
美しい曲線を描いています
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透塀の内側にも大絵馬が掲げられています、願いは成就したかな?(写真上)

境内の由緒書き

二代藩主直孝は幼少時、現在の群馬県安中市下後閑にある威徳山北野寺に預けられ育てられた
その境内には菅原道真を祀る天満宮があり、学問の神様として信仰
11歳の時に神社の左右に檜、杉の苗木を植え、立身出世等を祈願した

その後、大坂冬の陣、夏の陣で大きな手柄を立て、1615年(慶長20)に彦根城主に任ぜられ家督を継ぐ、
幼少の頃の天満宮の思いが断ち切れず、1620年(元和6)彦根山から馬場の里に移された金亀山彦根寺の境内に遷して社を建立、後閑村に鎮座する天満宮の分霊を祀り彦根城、井伊家の守り神として守護の神社とした
これを創建とする、彦根中・西部の氏神さまとして現在に至る

隣接する北野寺は神仏習合の形態をとっていましたが、1868年(明治元)に発令された神仏分離令により神社として独立、金亀山彦根寺の寺号も金亀山北野寺へ改められる

天満宮 北野神社

創建 / 1620年
祭神 / 菅原道真
境内社 / 白山神社 金刀比羅神社 蛭子神社
住所 / 滋賀県彦根市馬場1-3-10
℡ / 0749-22-5631
アクセス / 名神高速名古屋I/C⇒彦根I/C90分