『秋葉神社』名古屋市瑞穂区 #1

瑞穂区河岸町
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赤い電車が山崎川の鉄橋をゆっくりと通り過ぎる、右手は名鉄名古屋本線呼続」駅
 川面に赤い車体が映りこむ情景が見られる場所
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旧東海道山崎橋、旧街道の名残りを感じさせる狭くて入り組んだ道が残ります
 それ故に狭い範囲に多くの寺社が点在しています
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山崎川の堤沿いを下流に向かうと山崎橋に辿り着きます
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橋から下流を見ると山崎川右手の堤防脇に神社が見えます
 堤防の変形した法面の僅かなスペースに見事に収まっています
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左に高い堤防が迫ります
 参道入口はここからではなさそう、先にある階段の様です 
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道路側は玉垣、反対側は山崎川堤防に囲まれた長三角形の敷地
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道路側からの全景、二つの社と狛犬が見える
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鳥居はなく社号標も見当たりません
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堤防に出て右に広がる境内
 海岸を埋め立てそれに伴い河川堤防も伸びて出来た土地柄
地盤沈降から左の燈籠も川側に落ち込んでいる
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境内に右の「御大典記念」石碑(左)
 天皇皇位を継承する即位の礼、これを記念して建てられたもの
燈籠の奉納年月日(右上)から推測になりますが昭和天皇と思われます

社の左脇に纏められた石鳥居の部材、過去には鳥居を構える神社であったと思われますが
 空襲により損壊したものか、自然災害に依るものなのか・・・・・考えない
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境内右の手水鉢
 こちらにも「御大典記念」と彫られています
水は・・・・・龍がいない
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社全景
 秋葉社と金毘羅社

定期的にどなたか手入れされているのでしょう、境内は至って綺麗に保たれています
 神社を起点に人が住い、崇め、住まう人の繋がりが生まれる
タイトな場所に鎮座する小さな神社ですがその役割は大きなものです
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この繋がりがなくなると神社は荒廃し、それによる人の関わりも希薄になり「隣は何をする人ぞ」
 私の町にはそうした社が点在します、幼少の頃の記憶を頼りに訪ね、今を見るにつけ形容できない寂しいものを感じます
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社前の狛犬
 ふっくらとした丸みのあるフォルム
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社全景
 右が・・・・・と書きたいところですが、私はこれを識別する事が出来ません
後に分かればこの部分は追記します(出たァ得意技)
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何気に堤防の対岸に目をやれば
 山崎川を挟み対岸にまたも玉垣が見えます、先生曰く「秋葉神社」の様です
山崎橋を渡り向かう事にします
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橋の手前にある公園の角に「明治21年・・」と刻まれた石標と風化により読み切れない左の道標
 PCで加工すれば読めると思っていましたが甘かったようです

秋葉神社

創建 / 不明
御祭神 / 火之迦具土神
住所 / ​名古屋市瑞穂区河岸町4丁目​​
アクセス /  地下鉄名城線妙音通」下車南へ徒歩5分程