名古屋市天白区天白町平針 『針名神社』

天白区天白町平針大根ケ越

住宅地へと変貌した平針周辺、神社を取り巻く杜が浮島の様に点在しています

名神社は地下鉄鶴舞線平針」駅から南へ徒歩15分程、秋葉山の麓に鎮座します
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神社西側には広大な駐車場を持ち車でのアクセスも良いところです
駐車場から西参道の鳥居は目の前
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神馬と狛犬が建つ西参道
スロープが整備され車椅子で参拝も問題なさそうです
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マッチョで凛々しい狛犬です
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鳥居から西参道
両脇を玉垣と木立に包まれ伸びる参道は如何にも聖域である事を感じさせます
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杜は多くの野鳥を育んでいるようです
この杜で見かける野鳥の案内板や神社に纏わる情報が掲示されています
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参道の左側に手水舎と奥に社務所が見えてきます
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龍神の口からは絶え間なく水が注がれています
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神門前から歩いて来た西参道を振り返る
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透かし塀を持つ趣のある神門から拝殿を覗う
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神門に掲げられる扁額と脇に置かれた由緒書き

創建は、900年(延喜年間)作成の『延喜神名帳』に従三位針名天神と記載されている事から、それ以前に
は鎮座していた云われます
創建当時は現在の社地から約800mほど北の元郷付近に鎮座していたと云われます
その後、1596年~1615年(慶長年間)に家康により平針街道(姫街道)が整備されるのを期に、現在の社地に部落と共に移され平針宿とした
余談になりますが犬山市にある針綱神社は、針名根命とその父の尾綱根命を祀っている
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五三桐の神紋を横目に境内へ
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重厚な向拝を持つ拝殿正面からの全景
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現在の社殿、社務所、手水舎は1956年の昭和天皇御即位50年の奉祝記念事業により再建された新しいものです
参拝当日は本殿が補修工事の真っ最中で全景を覗う事ができませんでした
機会があれば再訪したいと思います
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拝殿に掲げられている扁額
拝殿内の全景
延喜式内社で尾治(張)氏の末えい尾治針名根連の命を主祭神として祀る
相殿神として大巳貴命、少彦名命応神天皇(1909年合祀)が祀られる
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神門の右にある神蔵、それほど歴史を重ねたものではなさそうです
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神蔵の左に赤い鳥居の稲荷、「針名稲荷社」
鳥居の先の竹林へ伸びています
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鳥居を抜けた左に新たな鳥居が続き、大きな覆いの下に祠が祀られます
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角の取れた小柄の狛犬が守りを固める大ぶりの祠
神明社知立社、山神社、御鍬社、洲原社、金刀比羅社の六柱が祀られています
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神明社の左、穏やかな顔つきの撫で牛
二つの祠は右が針名天神社と天王社
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神門右の御円木
向かって左が檜、右が杉で同じ根から生えており、縁結びの御利益があるそうな
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神門の前から南へ伸びる参道があります
登りきると小さな鳥居と狛犬、その脇に社号標
西参道のものより若干古い様な

表参道と裏参道で言えばこちらが表参道?
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針名神社HP​の境内図では何もコメントされていませんが、ここからだと参道を下った正面が神門となります
西参道の途中から秋葉山「慈眼寺」の案内板があります
参道から5分もかかりません、立ち寄られては如何でしょうか
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名神社(はりな)
創建 / 不明
延喜式神名帳の”従三位針名天神“の記載がある事から、約1100年以上前と推察
延喜式内社で尾治(張)氏の末えいをとして祀る
主祭神 / 尾治針名根連命
相殿神 / 大巳貴命、少彦名命応神天皇
境内社 / 針名稲荷社、神明社知立社、山神社、御鍬社、洲原社、金刀比羅社、針名天神社、天王社
住所 / 名古屋市天白区天白町平針大根ケ越175
アクセス / ​地下鉄鶴舞線「平針」駅から南へ徒歩15分程