津島市界隈 #6 『大圡社』

津島市市場町1丁目
津島市内を東西に走る県道68号線、今市場町2の交差点を過ぎ、西方向の天王川公園方向に歩きます
県道沿いにの右側に「大圡社」は鎮座します
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右に低層のビル、左は民家に挟まれる環境の中に、石鳥居と社号標
真っ直ぐ伸びた参道の先に拝殿が見えます
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大圡社社号標、土ではなく圡、「、」が付いています
馴染みのない字です
津島市内を散策すると、各町毎に右の写真の様に町名の由来が書かれた解説板があります
訪れる観光客には嬉しい配慮がされ、地元の歴史を語り継ぐ良いツールだと思います
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鳥居を過ぎると苔むした子連れ、球持ちの狛犬が見つめ合っています
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コンクリートの参道の先に唐破風を施した入母屋の拝殿まで進みます
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拝殿から社殿の眺め
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社殿前の狛犬
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拝殿から流造の社殿は渡廊で結ばれています
一見地味なトーンで彩色された社殿ですが、大棟の瓦など所々に艶やかな彩色が施されています
過度な彩色や飾りのない落ち着いたものです

大圡社は「津島神社」の境外社
創建 / 不明、古い祭礼図から1781年(天明元年)以前に遡る
御祭神 / 大土御祖神
末社 / 石神社、琴平社
この二社、元は今町辻に鎮座していたが1910年に焼失、1914年にこの地に遷座したもの

大圡社祭礼
約300年前に始まったといわれる尾張津島秋祭りの一つとして、10月第1日曜日と前日の2日間にわたって開催されます、見所は、からくり人形をのせた山車
七切、向島、今市場、神守の4地区から、100年以上の歴史を持つ16台の山車が曳きまわされます
それら全てが文化財に指定されているそうです
これは一度目にしておきたいものです
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お隣の延命寺参道側から見た境内全景
社殿の裏側にはおもかるさんと呼ばれる、さすれば子宝に恵まれる重軽石もあります
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拝殿唐破風と社殿の屋根、妻飾り・・・・・落ちなければいいけれど
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大圡社の東隣りには延命寺への細い参道が続きます
2018/6/15

大圡社
 住所 / 津島市市場町1丁目
アクセス / ​名鉄尾西線津島下車徒歩10分程