地下鉄上前津近隣 Vol 4 『三輪神社』

若宮八幡社から若宮通りを南に渡り徒歩5分程の中区大須3
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大須の入り組んだ古い町並みとビルの間に塀の向こうに杜と本殿の屋根が見えてきます
三輪神社です
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南に向いて建てられた石鳥居正面からは拝殿が一望できます
こちらの鳥居、明神鳥居の柱の両脇に小さな鳥居を持つ見慣れない形のものです
三輪鳥居または三つ鳥居と呼ばれます
両脇の小さな鳥居を含め八の字を描き、全ての鳥居をくぐるのが正式な参拝作法だそうです
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鳥居の右の瓦葺の建屋が手水舎、その奥の建物は神楽殿になります
毎月8日は大黒天を信じる講員の安泰を祈念する「大黒祭」が行われます
訪れたのは8の日、多くの方が集い、祭り準備に余念がありません
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三輪鳥居の前の立派な台座の上で見守る狛犬
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鳥居をくぐり境内右が神楽殿
今まさに大黒祭りの準備で皆さん大忙し
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ビルを背景に建つ拝殿、街中の神社を象徴する光景です
祭りに来られた参拝客、拝殿内で準備される方、今日は賑やかな境内です
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カラフルな拝殿に掲げられた扁額
人の往来が途切れたところで拝殿内部を窺う
右手前のボードにはこちらの神社のマスコット「うさぎ」が描かれています
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拝殿左の社務所から拝殿と本殿の全景
街中にあって、小さな杜と樹齢450年とも云われるクスノキの御神木は目立つ存在です
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拝殿左の社務所から拝殿と本殿の全景
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本殿の右は幸宮社
右から秋葉社・天王社・猿田彦社を合祀
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幸宮社の右に
上段 左「白龍社」と矢と的のモニュメントは「矢場跡」と呼ばれているようです
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この界隈の矢場町の由来は、昔ここに矢場があった事から由来するものです
1668年(寛文8)、京都の蓮華王院(三十三間堂)の長廊を模し、三輪神社境域に矢場を創建したと云われます
三輪神社の長廊で通し矢の腕を磨いた修練場でしたが、1807年(文化4)御払いとなり、星野勘左衛門(江戸時代の弓道家)預となったそうです
現在、その長廊はなく地名に名残りを残すのみです
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福光稲荷社
矢場跡の右に赤い鳥居が連なります
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上段
赤い鳥居が連なる参道出口のお狐様、つり眼で睨む視線はやや怖い
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縁結びの木
樹齢450年を超えるクスノキの巨木
幹に赤い紐を結ぶ事で男女の良縁、仕事、家族等の縁に恵まれるそうです
無数の紐が結ばれています
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三輪神社のマスコット「幸せの撫でウサギ」
台座の新しさから、近年建てられた様なのですが
御利益がある様で、撫でウサギの表面はツルツル
大物主神と所縁のある「因幡の白兎」も神の使いとして、撫でられた部分の傷みを取り払ってくれるようです
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境内に置かれている大黒様の像
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上段 境内入口に掲げられていた由緒書き
下段 大黒祭は毎月8日の11:30から
   luckyと思いきや、時間が…少し、いや相当早い、今回は諦めるとしよう

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教育委員会解説と神社由緒書き
創建 / 不明、信長家臣で小林城主の牧長清(1548年~1570年)により創建
(​石神社八幡社​がそうであったように、長清の名はこの界隈を巡ると良く出てきます)

三輪神社
三輪鳥居が印象的な神社です
住所 / 名古屋市中区大須3-9-32
アクセス / ​地下鉄名城線「上前津」下車北へ徒歩10分程
三輪神社URL  / http://miwajinnjya.com/
2018/8/8参拝
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かみさんが6月に参拝した際に頂いた御朱印
紫陽花、うさぎ、カタツムリ、見開き一枚に描かれたこのデザイン
よほど欲しかった様で「見てェ、見てェスマイル
・・・・・確かに