昭和区北山本町「屋根神の面影が残る小さな祠」


 吹上ホールから少し南にある北山本町1の信号、そこを南に進みます
この辺りは古い区画が残る住宅街で車で通ると幅員は狭く、一方通行ばかりで思うように走れない地域
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信号から少し南に入った三叉路の角、昭和を感じさせる喫茶店があります
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その喫茶店の南側壁面に小さな祠がありました
以前は茶碗屋の屋根神として祀られていたとされるこの祠
昭和30年頃、茶碗屋は建て替えにより取り壊され、それに伴いこの地に祀られるようになったと云われています
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伊勢神宮熱田神宮御器所八幡宮秋葉社、津島社の5神が祀られていると云われますが
外観からそれを確かめる事は出来ません
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茶店の壁面に寄り添うように建つ祠
高い台座の上に祀られ、屋根神として祀られたころの名残を感じられます
名前も分からない小さな祠の神様ですが、北山本町氏神様として、今も親しまれているようです
由緒を掲げる事でこの町と小さな祠の関わりが更に身近に感じることに繋がるかも知れません

住所 / 名古屋市昭和区山本町1丁目
アクセス / ​市営地下鉄桜通線「吹上」下車、南西に徒歩20分程