昭和区北山町の氏神様 『北山八幡社』

名古屋市昭和区北山町1丁目
閑静な住宅街が続く通りの交差点付近に鎮座する『北山八幡社』
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雨の北山町、車道脇に北山町の氏神様が祀られています
住宅街に石の鳥居と覆屋は目立つ存在です
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北山八幡社全景
幟立てと玉垣、可愛い鳥居、灯りの灯された燈籠、高めの台座の上に社
社号標も建っていて、コンパクトに伽藍が整った身近な神社
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「国威宣揚」の碑
初代天皇神武天皇即位から2600年目の1940年(昭和15)に記念として各地に建てられたものです
御器所八幡宮摂社小桜社​でも見かけるものです
この小さな神社が鎮座する北山町も1933年(昭和8年)、中区御器所町、広路町の一部から北山町として成立します
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創建、由緒などを伝える案内板はなく、はっきりした事は良くわかりません
御器所八幡宮​から分霊し祀ったのかも知れません
この小さな神社、氏子の方々の手により綺麗に維持されています

こうした地域の氏神様を見て我が町と対比してしまいます
昔は神社当番なるものがあり、近隣住民のコミュニティーの場として神社はそれなりに役割を持っていました
子供の頃に連れていかれ嫌々掃除の手伝いをさせられた記憶がありますが、声を掛けられお菓子をもらい
今思えば近隣住民の方に対するデビューみたいなものです
氏子の減り、社もなくなり、氏神を中心にした地域の集いもなくなっていきました
寂しいものがあります

北山八幡社
創建 / 不明
祭神 / 不明
住所 / 名古屋市昭和区北山町1丁目
アクセス  / ​地下鉄鶴舞線 荒畑駅下車北へ徒歩で10分ほど
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静かな住宅街の一角に古くからこの地の移り変わりを見続けきた北山八幡社
これからもこの地で見守り続けて欲しいものです