名古屋市昭和区長池町の地蔵堂

名古屋市昭和区長池
市内東部の塩付街道と山崎川の間にあり、新田開発と共に開けてきた街ですイメージ 1

左は明治24年頃、右は現在の長池町の地図(今昔mapより加工)
山崎川から西は田畑が広がり、集落が点在しています、東は丘陵地が続きます
今や新田の名残は皆無となり、静かな住宅地へと様変わりしても、多くの寺社が鎮座しています

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秋口に飯田街道沿いを東西に歩きましたが、今回はそこから少し南に下った
「壇渓通3南」の交差点を西へ
落ち着いた静かな街並みを眺めつつ、塩付街道を横切り環状線「桜山町3」交差点まで西に歩いて見ます
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「壇渓通3南」交差点から歩き始めて最初の交差点
左側に堂らしき建物が佇んています、これは幸先がいい
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近付くと紛れもない堂
何度も車では通り過ぎているはずなのに、その存在は初めて知りました
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背高のっぽの黒い外観、ガラス扉の中に地蔵が複数祀られているようです
その側面に郵便受けが
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正面全景
地蔵堂は後方にある住宅の敷地の一画に建っている、そんな印象を受けます
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左右に提灯が吊るされた堂内、ガラス越しに撮った写真から、7体の石地蔵が祀られていました
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これらは子心地蔵と彫られた大きな台座の上に祀られています、聞き慣れないけれど子安地蔵?
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中央に可愛い子供が寄り添う地蔵が子心地蔵の様です
右に大黒天、前列に三宝荒神、左に手向けられた生花の陰に不動明王らしき姿が見えます
扉が開いた時に個々に良く見たいものです
それがいつなのか、いつからここに祀られるようになったのか
気になるところ、「・・・・これから」とも書かれています、ここは機会を見て西に向かおう
2018/12/02

創建 / 不明
住所 / 名古屋市昭和区長池町5丁目
アクセス / ​市営地下鉄鶴舞線「川名」下車南に徒歩10分​