
車で入り込むと苦労する場所かもしれません
傾斜地に高く積まれた石垣の上に御劔町『八釼神社』が鎮座します

鳥居左に八釼社の由緒が刻まれた碑と右に社号標、社格が生々しく埋められています
一直線に境内かと思いきや、二の鳥居の先から石段は途切れています

左に行けば拝殿前へ、右に行けば境内東に通じる様です
参道脇に所々ベンチが置かれ、杜に包まれた静かで落ち着いた環境を提供してくれます
陽気が良ければ本を開け、眠気に誘われればそのまま昼寝したくなる落ち着く空間です

石段の先に三ノ鳥居、正面に拝殿が見えます
提灯掛は提灯が吊るされていると形になりますよね

奉納年は見ていませんが、いい感じで年月を刻んでいます

龍はお出かけの様ですが綺麗な清水を提供してくれます
コストが付いてくる現在、当たり前ではなくなっています、嬉しいですね

五七の桐紋が入った神社幕、提灯でドレスアップした拝殿、玉砂利を踏みしめて参拝

拝殿前に掲げられた扁額、拝殿内から本殿方向の眺め

祭神は建速須佐之男命、日本武尊、大伴武日命
この地の地名はここ八剱社に因んで付けられたとも言われています

社殿の再建の歴史は分かりませんが、近年に建て替えられているようです


折れた左腕の断面は粘土瓦で出来ているようにも見える
台座には1856年(安政3)と刻まれているようですが、元からこの像の台座だったのか良くわからない

狛犬達が見据える先には見下ろすように街並みが広がっています
2019/1/12
御劔町『八釼神社』
創建 / 1056年(天喜4)
祭神 / 建速須佐之男命、日本武尊、大伴武日命
住所 / 名古屋市瑞穂区御劔町2丁目18
アクセス / 市営地下鉄桜通線「瑞穂運動場西」下車西へ徒歩20分程


