緑区大高町田中『神明社』


緑区大高町田中
辻の秋葉社​から東へ、田中公会堂から右に折れ歩いて行きます
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西に大高城跡の森を見て、緩るやかに上り坂が続きます
突き当りに見えるのは大高小学校です
この坂の途中に「←神明社の案内板」が見えて来ます、目的地の田中「神明社」参道入口到着です
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公道からは細い参道が伸び、その先に石段が続きます

石段の先は左に曲がっているようです
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石段を上がっていくと左手に境内が見えて来ます
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境内全景
小高い丘の頂を切り開いて境内が造営された様です
境内は右手に住宅が迫っていますが、杜に包まれた境内の木々の間からは西に大高城の高台が目前に迫り
、北に氏子の住まう田中の街並みを見下ろすロケーションです
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左 御神木
この御神木、田中の街からも小学校の北側からも良く見え、そこに神社がある事が一目瞭然です
右 境内左端に手水鉢
境内の椿も終盤を迎え落花盛んです
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境内奥の神明社
高台故に台風の影響からか杜の木々が社側に傾き、それを支えるため支え木が神域に設けられています
祭神 / 国常立尊
創建 / 寛文年間(1661年~1673年)以前
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玉垣で囲われた神域の社は南向きに祀られています
背後の木々が迫っているのが良くわかります
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社左の新明社由緒書き
「この神社は田中の神明社とも言われ、国常立尊という国土開闢の神様をお祀りしています。
創建は不明ですが、江戸時代前期の寛文年間の記録にありますので、それ以前から存在していたようです。
当社ではオシャクジサンまたはオシャグジサンなどと親しく呼ばれていました。
シャクジは石神からジャクジは社宮司という言葉から来ていると考えられ、いずれも良縁、子育て農耕などの神として信仰されたと伝えられています。
神社は田中町内会によって維持され、毎年九月の例祭では神事の後、神前で子供相撲が奉納されます、昔は各地の神社で相撲が行われていましたが、今でも奉納しているのは、この辺りでは大変珍しく貴重な伝統です。  大高歴史の会」

と記されています
境内中央のブルーシートで覆われた一画が土俵の場所でしょうか
現在も続く奉納相撲、書かれているように珍しくなってしまいました
神社はそこに住む住民同士を結び付ける役割もあります

私の住む町では随分前に社ぱなくなり、町内会費だけで子供会に参加しない世帯も増え
住民の結束は希薄になってきました、今では体育祭だけでしょうか?

田中町内会の皆さんの纏まりと頑張りがあってのことだと思います
子供相撲羨ましい限りです

田中町神明社
住所 /  名古屋市緑区大高町田中
アクセス / JP東海道本線「大高」下車 徒歩20分程、​辻の秋葉社から徒歩10分