目の前は熱田神宮、熱田さんとして親しまれています
熱田さんの西に市内を南北に貫く国道19号線が伸び、伏見通りと呼ばれます
伏見通りに面して熱田さんの西門がありますが、平日ですが訪れる参拝客は後を絶たない
西門から国道を挟んで西側
歩道に面し葵の紋が入った山門と門の左に「右大臣源頼朝公誕生旧地」と記された石標がひっそりと佇んでいます
それがなければ足を止める事もないのかもしれない
頼朝の出生地(諸説あるようですが)とされる妙光山「誓願寺」です
以下は解説板から
熱田の実家に帰り、この別邸で頼朝を生んだといわれる
1529年(享禄2)別邸跡に妙光日秀、世に言う善光上人により誓願寺が建てられた
往時は広い伽藍を持ち、尾張名所絵図にもその姿が記されています
1600年(慶長5)の火災で伽藍を焼失しますが、後に豊臣秀頼により再建されます
葵の家紋がこの寺の歴史を語っています
現在の誓願寺はこの門だけがポツンと取り残されているように見えます