『社宮司神社』 名古屋市守山区

名古屋市守山区川村町
庄内川に架かる松川橋の南に位置しする地域
昔から庄内川の氾濫から避けて通れない立地ですが、川の氾濫はある意味豊かな土壌をもたらしてきた
以前は農地が広がった地域ですが、今は住宅地が広がるこの辺りで水田を見る事も少なくなって来ました
川村町を南北に走る県道202号線の川村交差点付近、車で走っていると西側に神社らしき姿を見かけます
ずっと気になっていましたが今回訪れる事にしました
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県道の西側に店舗が建ち神社の姿は捉えにくいけれど
一本西に入ると三差路の角に鎮座する神社が良くわかります、北側は駐車場と保育園
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三差路東側から神社境内、写真一枚に収まる小さな神社
昭和12年と刻まれた社号標、『社宮司神社』とあります
この辺りでは聞き慣れない神社ですが、渓流釣りで信州の方を訪れた際に見た記憶があります
宮司(ミシャグジ)と読み、古来から伝わる土着信仰の「みしゃぐじ信仰」だったと思います
ここがそのように読むのかは定かには出来ませんが、web辞書では「シュクシン」とも読む様です
なにせ境内に沿革や由緒書きも掲げられていないので分からない
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鳥居から境内に入り、左に手水鉢
こちらも右側に昭和12年と刻まれています
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境内中央に御神体でしょうか、さざれ石が置かれています
社は境内北側に南を向いて祀られています
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社全景、常夜灯は左右にありますが狛犬はいません
内削の千木と5本の鰹木
男神と女神を数であったり、削木で識別出来るとも言われますが一概に当てはまらないようです
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鳥居や手水鉢に刻まれた昭和12年が、川村町の沿革と繋がるといいのでしょうが結びつくトピックスはなさそうです

いつからここに祀られたのか、どこからか遷座してきたものなのか定かにはなりませんが、住民と神社がどれだけ関わっているかが一番重要
創建が古い、新しいは大きなファクターではないと思います
手入れされた境内を見る限り、ここ川村町で神社は重要な役割を担っている事は間違いないようです
2019/05/13

『社宮司神社』
住所 / 名古屋市守山区川村町160
アクセス / ​ゆとりーとライン「川村」下車、南へ5分程