『秋葉社』大瀬子町

名古屋市熱田区大瀬子町1010
等覚院​の西筋の交差点を右に、最初に左に入る通りが秋葉社のある道筋になります
等覚院から歩いても1、2分のところにあたり、正面は大瀬子浜公園です

f:id:owari-nagoya55:20190823142350j:plain通りに入り左側に玉垣が見えると思います、大瀬子町1010の「秋葉社」です

f:id:owari-nagoya55:20190823142428j:plain民家と民家に挟まれ、正面は扉の設けられた石の玉垣、他は板玉垣で囲われています

社は高く積まれた石垣の上に鎮座し、ほぼ北を向いて祀られています

f:id:owari-nagoya55:20190823142505j:plain社脇に一本の御神木がある細長い境内は、道の両脇を民家が立ち並ぶなかで神域として与えられ、その空間だけは開けています

f:id:owari-nagoya55:20190823142533j:plain羽団扇の紋が飾られた扉の先に、鰹木と千木があしらわれた社が鎮座します

ここ大瀬子町というか、この通りの氏神様が秋葉社と形容してもいいかもしれません
創建等の詳細は分かりません
近くの​軻具突智社​もそうであったように、創建はそれ程過去のことではなさそうです

f:id:owari-nagoya55:20190823142606j:plain

それを知る手がかりの一つとして燈籠に刻まれた「昭和十年」1935年が唯一のもの
当時はまだ南区熱田大瀬子と呼ばれていた頃で、現在の熱田区となったのはそれから2年後の事
由緒は分からないけれど、この界隈自体は東海道唯一の海路「七里の渡し」があり、古くから旅籠や茶店が軒を連ね賑わっていた場所
人が集まれば火伏の神が祀られますが、未だ出逢っていないだけの事かもしれませんが、古くから受け継がれた秋葉社はそれ程多くないのでは?
大瀬子町の一本の道筋に鎮座する秋葉社、軒を連ねる家々を守る氏神様です
この界隈の秋葉社はまだまだあります
2019/08/21
秋葉社』大瀬子町1010
創建 / 不明
祭神 / 不明
住所 / 名古屋市熱田区大瀬子町1010