「熱田神宮 六末社」

熱田神宮 『六末社

f:id:owari-nagoya55:20201109115715j:plain 清雪門から本宮方向へ北に進む、広大な熱田の杜正面に見える建物は熱田神宮文化殿、横切る参道は右の東鳥居からニノ鳥居に向かうもの。

f:id:owari-nagoya55:20201109115742j:plain 正参道方向の眺め、右に行けばニノ鳥居を経て本宮へ、左は一ノ鳥居へと続きます。

f:id:owari-nagoya55:20201109115810j:plain 右手は東鳥居、普段は通勤の道すがら参拝される方の姿を見かける。

f:id:owari-nagoya55:20201109115844j:plainニノ鳥居。
左手には手水舎があり、通勤の方々はここで頭を垂れ境内を横切っていく。
『六末社』はニノ鳥居をくぐっても行けますが、清雪門から熱田神宮文化殿方向へ直進しどんどん北に進む。

f:id:owari-nagoya55:20201109115909j:plain 熱田神宮文化殿の北隣が『六社神社』
その名の通り六つの社が西を向き、正参道を行き交う参拝者を見守っているようです。

f:id:owari-nagoya55:20201109115936j:plain 正参道から一本東に鎮座するせいだろうか、ここを訪れ参拝される方の姿は意外に少ない。

末社全景。
熱田神宮自体が空襲の被害を受け、その後の1955年(昭和30)に再建されていることもあり、社殿の形も鎮座位置もそれ以前とは違い、趣は今一つかもしれません。
それでも神明造の六つの社が西向きに横一列で鎮座する姿は壮観と云うのか、気持ちがいいとでも云えばいいのか。

社はどれも外観は似通っていて、社名札はあるものの何が何だか分からないのが難点ではある。
酔っぱらって我が家に戻ったつもりが別の御宅だった、そんな雰囲気だ。
とは云え参拝者からみると纏まっているのは有難い。千木や鰹木の数でなんとやらは果たして当たっているのだろうか。

それでは熱田神宮文化殿方向の南から

f:id:owari-nagoya55:20201109120007j:plain まずは日長神社(ひながじんじゃ)、祭神は日長命。
その左が素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)、祭神は素盞嗚尊。

f:id:owari-nagoya55:20201109120029j:plain 水向神社(みかじんじゃ)、祭神は日本武尊の妻、弟橘媛命。
今彦神社(いまひこじんじゃ)祭神は建稲種命

f:id:owari-nagoya55:20201109120052j:plain 姉子神社(あねごじんしゃ)祭神は建稲種命の妹、宮ツ媛命。
乙子社(おとごしゃ)、祭神は尾張氏15代目弟彦連。
何れも日本武尊尾張国造と深く関わりのある神々が祀られています。

f:id:owari-nagoya55:20201109120115j:plain 北側から見る六末社
同じような社が整然と並んだこの光景、我が家を取り巻く環境とも似ているような。

熱田神宮 『六末社
乙子社 / 祭神・弟彦連、素盞嗚神社 / 祭神・素盞嗚尊、今彦神社 / 祭神・建稲種命
水向神社 / 祭神・弟橘媛命、姉子神社 / 祭神・宮ツ媛命、日長神社 / 祭神・日長命
住所 / ​名古屋市熱田区神宮1-1-1
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